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そうなれば

罪に問われなくても

松山さんには迷惑かかる。


となれば

松山さんと別れて

これからは1人で

行動すべきかもしれない。


そうすれば

身柄確保されてから

事情聴集された時に


東北に行ってから

知らない大学生と

一緒に行動していた!

とだけ

僕は言えばいいからだ。


しかし

僕は松山さんとは

もう少し一緒にいたい。


奴ら3人に対する

僕の計画は達成されて

さらには思惑通りに

事件が明るみに出た。


となれば

やり残したことは

僕には、ないといえる。


僕は世捨て人で

いつ死んでもいい

気持ちも替わらない。


それでも

僕も人間だから

欲が出てきたんだろう。


これまでの

松山さんとの旅は

至福の時間だった。


これまでの

僕の悲惨な人生において

こんな楽しかったことは

かつて経験したことは、ない。

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