表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
218/1601

39

ついに

その日は、やってきた。


ぼくと松山さんは

登別温泉の宿泊で

予定の4泊を終えてから

函館に行き一泊した。


そして

再び登別に戻り

登別温泉で一泊。


その後

行きと同じように

富良野、美瑛に行き

その地で一泊した。


つまりは

北海道に来て

7泊した8日目


初日に在来線で

松山さんと出会い

ビジネスホテルやフェリーで

一緒に泊まった日を含めると


今日の朝は

僕が旅を始めて

9泊して10日目となる。


その10日目の朝

ついに僕の事件が

大々的にマスコミ報道された。


各紙新聞は

どこも一面を含めて

数面に渡り掲載している。


テレビのニュースは

どのチャンネルでも

僕の事件を報じている。


僕は今

部屋で松山さんと

テレビを見ながら

朝食を食べている。


とはいえ

自分の犯行が

明るみに出たことにも

僕は全く狼狽えていない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ