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となれば

国民の目撃証言の

協力は難しくなる。


もちろん

警察の元には

僕の顔写真は入ったはず。


それでも

僕を日本全国から

見つけ出すことは

至難な業に思える。


いくら

日本の警察が優秀でも

いくら

警官官の人数が

30万人とかいようが


警察官というのは

みんな暇ではなくて

やることが山ほどある。


それでも

マスコミ公開されたら

僕の危険度は上がるだろう。


そう思えば

事件の明るみが

少しでも遅くなれば


松山さんとの

楽しい旅が続いて

僕には嬉しいはず。


しかし

そんなふうに

素直に思えないのは

小沢君と野村君のことだ。


もう4日前だが

二人の表情は今も

鮮明に覚えている。


二人の目は

死んだ魚のようで

顔は精気を失せていて

憔悴しきっていた。


小沢君と野村君が

変な気を起こすのでは?

そのことだけは

僕は心配し続けている。


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