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僕は奴らの
毎日の凄惨な
イジメに耐えながら
７月を迎えることになった。
とうとう
小沢君と野村君が
鬼頭たちのイジメに
耐えきれなくなったようだ。
６月の末から
２人とも学校に
来なくなかったんだ。
期末テスト前の
大切な時である。
そいえば
小沢君も野村君も
中間テストの出来も
散々だったようだ。
２人とも中１の頃は
学年でトップクラスの
優等生であった。
それなのに
中２になってから
教師が驚くほど
成績が低下したんだ。
その原因は
明らかであった。
鬼頭、真島、間瀬の
凄惨なイジメによって
勉強どころではなくなったんだ。
これはマズいな！
と
僕は心配になった。
このまま
登校拒否が続けば
２人の将来が
無くなってしまう。
僕と違って
小沢君と野村君は
きっと将来は
世の役に立つ人である。
