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26

旅行を始めてから

普段の食事からは

想像できないくらい

何を食べでも美味しい。


それは

僕が昔から

まともな物を

食べていなかったからだろう。


僕も食い意地は

張っているけど

高坂くんには負けそうや!

松山さんは

呆れたように言う。


おそらく

さすがの松山さんも

普段の僕の食生活は

想像できないだろう。


今も僕のことを

裕福な家庭に育った

息子と思っているはず。


まあ

僕にとっても

そう思ってくれた方が

この先の旅でも好都合だ。


これから

バスで札幌に向かう。


所要時間は

1時間40分だから

午後三時頃には着くはず。


松山さんが

立てた予定では

今日から明日の午前まで

札幌の観光地を巡る。


そして

午後になったら

小樽に向かうようだ。


バスの中でも

周りの乗客の

迷惑にならないように


声を抑えてだが

僕と松山さんの

会話は途切れなかった。

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