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松山さんを
今度は浮浪者でなく
あいつ呼ばわりかい!
松山さんは
僕たちよりも
7つも年長者だよ!
と
僕は呆れてしまうが
こういう所も
僕が真由さんを
好きなところである。
真由さんは
年上というだけで
尊敬したりしない。
性別、年齢は関係なく
いつもフラットな関係で
真由さんは人に対応する。
松山さんのことを
僕は尊敬しているが
真由さんにとっては
ただの不潔な人なんだ。
13泊14日の
僕の北海道での
逃亡の旅のことは
真由さんは興味あるようだ。
というか
きっと北海道に
興味があるんだろう。
いつか
2人で一緒に行こう!
と
真由さんが
僕に言ってくれた。
2人で一緒に?
その言葉は
社交辞令かもしれないが
僕には嬉しかった。
それからも
真由さんは
僕の北海道の話を
興味深く聞いてくれた。




