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イジメについては
ツルハシ君は確かに
被害者であった。
しかし
事件においては
ツルハシ君は加害者。
なので
ツルハシ君に
あまりにもいい
イメージを持つこと。
それは
間違いであり
良くことではない。
あの事件は
今では、やり過ぎたと
僕も少し後悔もあること。
当時の自分を
客観視してみて
僕は真由さんには
そんなふうに伝える。
すると
それで
イジメの加害者である
被害者の3人というのは
今は、どうなっているの?
と
真由さんが
僕に聞いてきたんだ。
ああ
やっぱり・・・
と
その質問に
答えることには
僕は気乗りしなかった。
というか
できることならば
鬼頭、貴島、間瀬の3人を
僕は思い出したくもなかった。
それゆえ
さっきまでの
真由さんへの話では
僕は意識的に
奴ら3人については
話さないようにした。




