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ようだというのは
台本に書いたのを
読んだのではなく
時系列に従って
頭に思い付いたことを
僕は話していたからだ。
さらには
妙に緊張してしまい
僕は話した内容まで
はっきり覚えていない。
しかし
記憶力抜群の
聞いている側の
真由さんは覚えている。
それゆえ
話を聞いている途中に
その高坂君の
大親友だという
小沢君と野村君は
どうなったんだろう?
と
真由さんは
気になっていたんだろう。
それゆえ
2人の近況を
僕に聞いたんだ。
その結果
今の2人が
弁護士、医師を目指して
大学で頑張っていること。
真由さんは
それを知って
嬉しかったようだ。
どうやら
小沢君と野村君に
まだ会っていないが
イジメられっ子同士の
連帯感みたいなものを
真由さんは抱いているようだ。
そのような
真由さんの思いは
僕に対して同じようだ。




