1810/1883
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これは
街中でバッタリと
有名人と遭遇した時
大ファンです!
と
つい一般人が
口から社交辞令で
出てしまうようなものでは?
僕は最初
そんなふうに
真由さんを疑ったんだ。
しかし
真由さんの話を
よく聞いていると
週刊誌に書かれた
僕の境遇のことや
親友2人との詳しい関係
さらには
僕が制裁を加えた
三人の奴らのことまで
しっかりと記憶している。
さっきまでの
僕の真由さんへの
一時間ほどの話では
それらの情報は
省略してしまって
話せなかったことだ。
というか
僕は意識的に
鬼頭、貴島、間瀬のこと
さらには
事件の内容とかは
真由さんには詳しく
話さないことにした。
それなのに
真由さんは昔
週刊誌で読んで
覚えていたんだ。
そんなことから
真由さんは当時
僕には、かなりの
興味を持っていたこと。




