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25

なので

それを聞かれる

覚悟が出来ていた。


というか

かなり前から

聞かれることを

僕は覚悟していたんだ。


すると

その僕の言葉に

彼女たち2人も

覚悟を決めたようだ


間違っていたら

ごめんなさい・・・

まず桃音さんが

前置きをしたんだ。


しかし

それから

桃音さんは言葉を

詰まらせている。


やはり

デリケートな事ゆえ

聞きにくいんだろう。


桃音さんは

助けを求めるように

尚子さんを見た。


すると

尚子さんが


もしかしたら

高坂君は真由に

特別な想いを

抱いているのかな?

って

私たち2人は

感じているんだよね!

僕の顔を伺った。


ああ

そういう言い方で

聞いてきたのか!

僕は少し意外だった。


ただ

この聞き方でも


高坂君って本当は

アセクシャルでないよね?

聞いているのと

同じことである。


遠回しというか

間接的な聞き方だ。



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