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すると

尚子さんは

意外そうに

僕を見ている。


おそらく

これまでに

僕が尚子さんに

忠告したことがないからだ。


それなのに

僕が親孝行しろと

言ったものだから

驚きもあるんだろう。


尚子さんは

親孝行したくても

親孝行できないような

僕の境遇を知っている。


その経緯については

詳しくは話していないが

身寄りが一人もいないとは

尚子さんたちに話したからだ。


離れて暮らしていても

親孝行はできると思う。


これから

出世して稼いで

両親を旅行に連れていくとか。


そんなことは

尚子さんの能力ならば

十分に可能であるはず。


いつしか

そんなことまで

尚子さんに勧めていた。


どうやら

僕の言うことに

説得力を感じたようだ。


わかったよ!


大学卒業したら

たくさん稼いで

必ず親孝行するから!

尚子さんは頷いた。


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