表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1702/1749

193

はたして

お父さんは

どこまで僕のことを

見抜いているんだろうか?


僕の目を見て

只者ではないと

言っていたんだ。


おそらく

人知れぬ経験を

僕がしてきたことは


お父さんは

何となくであるが

感じ取っているはずだ。


そして

そのことについては

聞いてはいけないとも

思っているんだろう。


それゆえ

僕の大学入学前のことは

全く聞いてこない。


というか

そんなことは

どうだっていいと

思っているのかもしれない。


お父さんは

泥酔こそしてないが

かなり酔っぱらっている。


僕に対しては

観察するようには

もう見ていない。


娘の友達として

僕は見ているだけだ。


尚子には

高坂君のような

いい友達がいて

私も安心だよ!


これからも

娘のことを頼みますね!

とか

お父さんは

ほろ酔い気分で

僕に何度も言っている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ