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松山さんが
大浴場から帰ってきた。
なんだ！
まだ起きてたのか！
と
僕の隣のベッドに
入ろうとしている。
もう１１時半で
普段なら寝てる時間だが
今夜は、まだ眠くない。
ツインルームなので
２人のベッドは並んでいる。
できれば
シングルルームで
別々に寝たかったな！
と
僕は思っている。
松山さんとの
会話は楽しいし
僕は勉強にもなる。
しかし
同じ部屋の中で
並んだベッドで寝るのは
僕は少し抵抗あった。
イビキとか
夜中に起きて
トイレに行く時など
相手を気遣ってしまう。
それでも
ダブルベッドよりは
まだいいと思うことにした。
松山さんは
顔が髭を剃って
小綺麗になったとはいえ
添い寝なんて最悪だ。
アイドルような
若くて可愛らしい
女の子ならばいいが
松山さんのような
むさ苦しい男性とは
同じベッドに入りたくない。
