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しかし
真由さんの言葉を
桃音さんと尚子さんは
経験済み女性の
上から目線での
余裕と思ったようで
釈然としないようだ。
処女二人と
非処女一人の
男性体験の話。
その会話は
才媛の東大女子の
彼女たち3人の間で
いつも交わされている
普段の高尚な内容とは
かけ離れているだろう。
もちろん
彼女たちは3人とも
かなり酔っているから
そんなことを話せるんだ。
ただ普段ならば
絶対に聞けないような
彼女たちの会話には
僕は興味津々である。
なので
眠ったフリを
止めるタイミングが
僕は決まらない。
でも
そろそろ起きて
僕も会話に加わろうかと
思った時であった。
僕のことが
彼女たちの会話に
何と出てきたんだ。
となれば
気になるから
もう少し眠った
フリをすることにした。
実を言うと
こんな展開を
僕は期待していたんだ。