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とはいえ

僕を含めて

クラスの男子たちは


彼女たちの

酔態を見ても

嫌悪感は無かっただろう。


むしろ


ああ

女子東大生といえど

普通の女の子のように


この子にも

恋愛願望もあれば

性欲もあるんだな!

男子は認識できたし

親近感を抱いたはず。


ただし

忘年会の後の

休み明け月曜日には

彼女たちは普段通りだった。


彼女たちの中には

忘年会での発言を全く

覚えていない人もいた。


女子同士で


私、何か忘年会で

変なことを言ってた?

とか

聞き合っていた。


その中には

アルコールがダメで

忘年会の間は

ずっとシラフの子もいた。


それゆえ

一部の女子の酔態は

鮮明に覚えているはず。


それでも

そのシラフの子は


変なことなんて

何も言ってなかったよ!

聞いた子に

嘘を付いていた。


これは

優しい嘘というか

嘘も方便であろう。






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