表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1537/1577

29

つまりは

真由さんが

彼女たちに僕のことを

内緒にしているのは


口が堅いわけでなく

せっかく出来た女友達を

失いたくないからだそうだ。


まあ

それでも

僕には、ありがたい。


やはり

僕だって

桃音さんと尚子さんとの

接点を切れるのは嫌である。


僕のことを

アセクシャルだと

2人には誤解されたまま

卒業まで過ごしたい。


僕も真由さんも

世間的には変わった人だと

ちゃんと自覚している。


ただ2人とも

前に話したように

周りに迷惑をかける

変わった人ではない。


そもそも

周りに迷惑をかける

変わった人というのは


僕や真由さんように

自分が変わっているとは

全く自覚していないものだ。


そういう人たちは


自分が普通で

周りの人たちが

変わっているだけだ!

堂々と言っている。


カルト宗教の

信者たちは全員

そんな感じの変人だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ