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というわけで
ありがたいことに
真由さんも入学時から
僕に親近感を抱いてくれた。
それで
クラスの中でも
常に僕と行動を
共にするようになった。
その僕たちを見て
ゴールデンウイーク前
桃音さんと尚子さんが
きっと
この人たちも
自分と同じように
東大では少数派だ!
と
親近感を抱いて
近づいてきたんだ。
ただし
真由さんが
一人ぼっちだったら
おそらく
桃音さんも尚子さんも
近づいてこなかった。
そんなふうに
真由さんは言うんだ。
そのことを
真由さんは
実際に彼女たち2人に
聞いたことがあるという。
すると
真由さんの推測通り
僕が一緒にいたから
近づいてきたそうだ。
もちろん
僕や真由さんと
親しくなりたくて
彼女たちは近づいてきたんだ。
そんなこともあり
高坂君には
本当に感謝してる!
と
真由さんには
僕は何度も言われた。