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24

それまでは

弟のように見ていた

僕が無性愛者でなく


本当な異性愛者であり

自分を異性として見てると

桃音さんと尚子さんは知る。


すると

2人とも警戒して

僕から離れていく。


そうすると

2人は必然的に

同性の私とも

疎遠になっていく。


真由さんは

そんなふうに

確信しているようだ。


いや!

それは違うだろ?

真由さんの考えに

僕は反論してしまった。


僕が本当は

アセクシャルでないこと。


たとえ

桃音さんや尚子さんが

それを知ったとしても


2人と同性である

真由さんとは関係なく

接点は変わらないはず。


そんなふうに

僕は思えたからだ。


しかし

真由さんは

そう思わなかった。


東大入学前

真由さんには

女友達が一人も

いなかったという。


下心を持って

自分に近づいてくる

男たちは、いたそうだ。

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