表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
146/1559

36

さあ

どうしようか?


僕は迷っていた。


待合室の方が

ホテルよりも

自分の身は安全に思えた。


安全というのは

警察による身柄拘束を

逃れるということだ。


ホテルだと

宿帳とかに

名前を書いたり


場合によれば

中学生なので

身分証明を求められる。


しかし

駅の待合室は

そんなことはないだろう。


やはり

京大生の彼は

僕に好感を持ってくれて


もう少し

一緒にいたり

会話したいようだ。


この人と一緒に

駅で止まろうかな?

僕は思い始めていた。


ただし

どんなに寒くても

彼の毛布は遠慮したい。


失礼ながら

彼の風貌を見ると

毛布にノミやシラミ


最悪の場合は

南京虫トコジラミまで

付いているかもしれない。


大きなスーパーや

ドラックストアも

近くにあるはずだ。


まだ夜も早く

開いているだろうし

お金は十分あるき

毛布は買ってもいい。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ