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21

在来線の中は

かなり空いていて

四人掛けの座席に

僕は一人で座っている。


新幹線から

在来線に乗り換える時

たっぷりのお菓子と

ジュースを買ってきた。


僕は今

今後のことを

考えながら

お菓子を食べている。


そんな自分に

誰かが視線を

注いでいるのに

僕は気づいていた。


その方向を見ると

髭面の若い男性がいた。


どう見ても

私服警官には見えない。


その男性と一瞬

僕は目が合ってしまった。


僕は慌てて

視線を逸らしたが

その男性は何と

笑顔で近づいてきた。


できれば

僕は誰とも

関わりたくなかった。


しかし

相手の男は

どうやら

話し相手が欲しかったようだ。


大きなリュック

バックパックとかいう

激安の海外旅行に行く時

背負うようなものを手に


僕の座っている

真ん前の座席に

移動してきたんだ。

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