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大急ぎで走り

公衆電話に着くと

まずは消防署へ


神社の裏庭で

僕は中学生3人が

倒れていることを伝えた。


僕は冷静であったが

あまりに落ち着いた声だと

イタズラ電話だと思われる

危険があるからだ。


なので

僕は意識的に

緊迫した声で伝えた。


次に警察にも

犯行現場の目撃を伝える。


ただし

救急車要請においても

警察への連絡においても

自分の犯行とは言わなかった。


その後に念のため

学校にも電話して

神社での目撃を伝えた。


本来ならば

救急車要請だけでいいはず。


だが万が一

信じてもらえずに

出動してもらえないと

奴らは死んでしまう。


電話を終えると

僕は駅に向かった。


小沢君!

野村君!


僕はヤったよ!


これで

君たちは安心して

学校で勉強できるはずだから!

僕は心の中で

2人に伝えながら

駅へと懸命に走った。

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