表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

愛するあなたが死んだ時

作者: 5歳女児

わたしには恋人がいました。

彼は10年前車にはねられて亡くなってしまいました。

彼はやさしい人でした。

何処へでも連れてってくれたし、私のわがままも聞いてくれた。

いつだって私のつらい時には駆けつけてくれたし、私のことを何よりも大事にしてくれました。

写真を撮るときはいつでも笑っていました。

彼のことがずっと好きです。

でもなぜでしょうか。日々、私は彼を忘れていきます。

彼は本が好きでいつも手に持っていました。

でももう、どちらの手に持っていたかわかりません。

彼は煙草を時々、ベランダで吸いました。

でももう、彼の好きな銘柄は思い出せません。

彼は時計が好きでした。

いつも腕時計を付けていました。

どの腕時計がお気に入りだったかはもう覚えていません。

彼の声はもう思い出せません。

あんなにやさしい声で、私を癒してくれていたのに。

顔だって、もう笑った顔以外は覚えていません。

あんなにきれいな顔だったのに。

貴方と私の心はずっと一つだと思っていました。

でも、私はあなたをだんだん忘れていきます。

貴方は私の中でだんだんと死んでいきます。

私は人殺しです。

私は、明日結婚をします。

貴方とは別の人とです。

私はきっと薄情者です。

わたしを恨んでください。

わたしを憎んでください。

わたしを忘れないでください。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ