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くすぐり

作者: 黒楓

今日は金曜、『女のドラマシリーズ』です。

そうやなあ~


大抵はソコに座っとった。


今、アンタが座っとる横な。


あー、塩やったらあちこち撒いとるけど


アノ子はそんな事気にせえへんから

きっと平気で座っとるわ


だから()()()()()たくないんやったら

そこにグラスを置くんは止めとき!


奢ってくれたと勘違いして

アンタにくっ付いて行きよるで!


アンタ、独り身か?


せやったら夢で()()()()()()くらいや


うん、何人かおるよ、やられたヤツ


「ちゃんとお祓いした方がええで」と一応、忠告はしたんやけどな


みんな独りが寂しいヤツばっかりで……()()()()んやろなあ~


なんもしよらんかった


そいつらみんな

ここに来ることも無くなったから

どうなったのかは

知る由も無いけどな


そう言えば一人だけ


目くじら立てたヤツがおったわ!


噓かホントかわからんけど

カノジョとよろしくやっとる時に

()()()()()()とかで……


カノジョがひきつけ起こして泡吹いたらしい!!


いかにも怪しげな霊媒師を連れて、ここに怒鳴り込んだ時は

ワシも泡吹いたわ


ハハハ


可笑しゅうてな!


注ぎかけ取ったビールのジョッキの泡を

ブフッ!とな


しゃあないから客には作り直したのを出して

ワシが飲んだんやけど……



ああ、ええ女はええ女やった!!


「小股が切れ上がった」ちゅう言葉がピッタリで

やりようによっちゃエエ思いなんて

なんぼでもできるはずやのに


男やったらどんなヤツにでも

優しかったわ


ワシも2、3回ねんごろしたけど

ホンマあれ、天使やで!!

最も……

女には悪魔やったらしいけどな


結局、それで寿命縮めたんかなあ……

具合悪くなってからは、あっという間やった……

亡くなった時、

ワシ、医者から

それとなく検査を勧められたけど

んなもん!!

クソくらえやで!!


葬祭扶助の葬式で、その場には、ほんの数人しかけえへんかったけど……


随分長い事

ここに飲みに来る男どもはみんな

酒のせいにして泣いとったよ


だから……

今はアノ子も

生身やないんやから


もしも今晩、

アンタの夢の中に現れたら

抱かれて抱いてやんな!


それはもう!


ワシらにとっちゃ!

羨ましい話なんやからな!




                        おしまい




とまあ、品の無い話しか思い付きませんでした<m(__)m>



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― 新着の感想 ―
[良い点] 「品の無い」なんてトンデモナイ! 凄く美しい話だと思いました。 確かに、家を守る主婦の立場からすれば「ドロボーネコ」と呼ばれてしまう立場なのかもしれないけれど、只、要領が悪くて、只、優しい…
[一言] あるあるな感じの都市伝説っぽいお話しでしたねー  (゜゜)  スラングじゃなくてホンモノのメスネコのお話しだったり?  (*´∀`*) 
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