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大切な人以外はどうでもいい
親友大事
明日は休み。
仕事をたったか終わらせ、急いで家に帰ろう。
帰り支度をすませて職場を出る。
「お疲れ様です」
「おつかれさまです〜」
「お疲れ様」
今日は待ちに待った親友との久しぶりの再会。
うちに泊まりがけで飲み食べして語りつくす日。
この楽しみの為にここしばらくの仕事が捗ったのは言うまでもない。
残業や休日出勤なんて出来るだけするわけにはいかないのだ。
思わず鼻歌でも歌いたくなる気分だが、ここはまだ職場に近い。
さっさと帰ろうー。
電車に向かって早歩き。
そんな楽しい気分に水差す声が。
「先生お疲れ様です。一緒に食事でもどうですか?」
振り向かなくてもわかる。
いつも冷たい空気を纏わせ周りに近寄らせない癖に、何故かよく2人の女性を侍らせている、同僚の声だろう。
正直、同僚がどんな生活を送っていようが興味もない。
女性2人は固定とはいえ、複数で付き合ってるなんて嫌悪しか湧かないが、それもどうでもいい。
私に関係のない事だ。
では何故この同僚の登場により私の気分が急降下するかと言うと。
最近やたら声をかけてきやがるからだ。
今までは、何この豚?というような蔑んだ眼か存在ほぼ無視だったのに、だ。
お前らに用はない




