人物紹介 ~ eps10完結時点 ~
おまけの人物紹介で、読み飛ばし可能です( ´ ▽ ` )
なお、本編未読の方にはネタバレが含まれますのでご注意ください( ・∇・)
[ ユリィシア・アルベルト ]
本作の主人公。現時点で14歳の女の子。
大きな瞳や長い睫毛に僅かに垂れ下がった眉毛、整った鼻や丸みを帯びた唇など、極めて整った容姿を持つ美少女。
瞳は右目が蒼く、左目は碧色の目──いわゆる金銀虹彩。真っ白な白銀色の髪の毛は、神に愛された証──聖母の御髪と呼ばれる聖母神の祝福。
元は【 黄泉の王 】と呼ばれた死霊術師の転生した姿。不死の王になる秘術に失敗したが、その際に近くにいたフローラの胎内にいた胎児に転生を果たす。
そのせいで、かなり独特の価値観を持っており、
・治癒魔法は己の魔力を伸ばすための手段
・アンデッド適性で相手を評価
・イケメン死すべし
・大魔術を行使するとエクスタシィ
などと、かなり破滅的な性格の持ち主である。
しかしながら、やることなすことがなぜか世のため人のためとなっており、彼女を慕うものは止むことがない。
ゆえに、〝エンデサイドの光″や〝レウニールの天使″、〝癒しの聖女″などと呼ばれている。
なお、帝国戦争編でついにその能力がバレてしまい、『癒しの聖女』として完全に認知されてしまう。
下記ギフトのほかにも、精巧な人体設計図『生命の樹』や、生まれつきゲートやダンジョンを見つけやすい性質など、チートな能力を多数保持している。
治癒に関しても、遠距離治療や範囲治療など、かなり高位の治癒魔法を駆使する。
ただ、戦闘能力については皆無な模様。
【五つの保有ギフト】
《 鑑定眼 》 相手の詳細情報を知ることができる右眼に宿る魔眼。ただしユリィはアンデッド適合率しか見ていない……もったいな!
《 癒しの右手 》 治癒効果を持つ右手
《 祝福の唇 》魔法効果を向上させるギフト
《 浄化の左手 》呪いを解き、弾きかえすギフト。アンデッドを昇天させる効果も持つ。
《 審罰の左目 》狙った相手を呪うギフト。極悪仕様。
[ フランケル=【 黄泉の王 】=リヒテンバウアー ]
享年38歳 男 長身痩躯。陰気でコミュ障。
ユリィシアの前世で、かなり著名な死霊術師だったが、いにしえの大聖女をアンデッド化させた罪でカインとフローラに討ち取られ絶命した。
数多くの禁呪や外法を操り、【 死霊眼 】や『生命の樹』といった特殊技能だけでなく、ヘルタースケルターと呼ばれる死霊の軍団を所持して世界の人々から恐れられていた。
また、裏の世界では非公開の『転移門』や『迷宮』を複数所有している人物として有名であった。
[ 【 紅蓮の聖剣 】ウルフェロス・ガロウ ]
元剣闘士奴隷【 隻腕餓狼 】。ユリィシアの11個上。通称ウルフェ。
狼獣人であるガロウ族の最後の生き残り。かつて帝国に滅ぼされ、最愛の妹サーナトリアを亡くしている。(なお、帝国戦争編で妹が守護霊になっていたことが判明。のちに輪廻転生している)
ユリィシアに妹の姿を重ねるとともに、彼女に身も心も癒されたことで心酔している。自分の使命は、いつかなにか大望をなすユリィシアを守ることだと考え、そのことに命を燃やしている。
…が、若干ユリィシアに疎まれ、日常的に毒を盛られていた可哀想な人。ユリィシアの逆ハー要員の一人。
[ 【漆黒の侍女】ネビュラちゃん ]
年齢はおよそユリィ+10歳程度。男性? 元:【 宵闇の王 】ネビュロス。
ユリィシアによって複数の呪いをかけられて、男の娘にさせられてしまった可哀想なヴァンパイア。
実はフランケルと同じく【奈落】を師と仰ぐ死霊術師でもある。
元々は王都を大混乱に陥れた上でカインとフローラを討とうとしていたが、ユリィに逆に返り討ちにされ軍門に降る。
現在はネビュラとしてユリィのメイドを務めている。情報収集能力に長け、対人関係のコミュニケーションスキルも高い。
帝国戦争編で真龍の血を飲み、ノーブルにクラスチェンジし、聖魔法への耐性を得た。
[ 【 剣皇騎士 】カイン・アルベルト ]
長身に筋肉質な体を持つイケメン。
ユリィシアとアレクセイの父親。
元は騎士であったが、フランケルを討ち取った功績により剣爵位を得て貴族となっている。
元は侯爵家の庶子であり、独立して冒険者などを経た後、騎士となった。二つ名を与えられるほどの剣の達人。現時点で作中最強。
基本的にはおっぱい星人であるが、妻のことはとても愛している。
娘であるユリィシアには頭が上がらないが、ユリィシアからは相当疎まれている。
[ 【 神聖乙女 】フローラ・ライト ]
ユリィシアとアレクセイの母親。
所有ギフト《 治癒の双丘 》と巨乳を持つ美女。
厳格な母親スミレのもとで育てられた生粋の聖母教会の聖職者であるが、その実、超ロマンティスト。
結婚、出産を経て二つ名は返上され、貴族の妻となったが、聖母神を崇める気持ちは変わっていない。
娘にはロマンティックな恋に落ちて欲しいと思っていて、ユリィにとってはかなり厄介な存在であるが、一方で聖母教会から守ってくれる貴重な存在となっている。
[ アレクセイ・アルベルト ]
ユリィシアの二歳下の弟。通称アレク。
姉に色々と実験台にされた結果、重度のシスコンになってしまった。どこで間違えたんだこれ……。
とある事件を経て、【勇者の光】というギフトに目覚めた。まさに英雄の卵といえる存在。
現在は帝国での戦争経験を経て【光の勇者】と呼ばれている。ちな超イケメン。
[ 【 冷徹聖判 】スミレ・ライト ]
聖母教会の7人いる枢機卿の一人で法を司る部門のトップあり、フローラの母親であり、ユリィシアの祖母に当たる人物。
彼女の持つギフト《 罪悪の神判 》は、定めた相手の場所を神託で特定できる。
厳格で厳しい人物で、その反動でフローラがロマンティストになってしまった節もある。
ただ、孫には弱い。娘のフローラとも折り合いがイマイチ良くない。
[ オットー伯爵 ]
カインの叔父。カインの父の弟にあたる。
実家との関係を切っているカインと、彼の父親の間を繋ぐ存在として、時々顔を出している。
息子がいるらしい。
<王都動乱編の登場人物>
[ ジュリアス・シーモア・フォン・ユーフラシア・リヒテンバウム ]
ユリィの一つ年上。男性。
コダータ準妃の息子でリハテンバウム王国の第二王子。
ネビュロスによって呪われて顔が崩壊していたことから隠遁されていた存在。
だがSSランクアンデッドのプラチナムエクトプラズマロイヤルレイス(略称:PERL)の適性を持っていたことからユリィに狙われる。
結果、ユリィによって呪いが解け、超イケメンになった。
助けてもらった恩もあり、ユリィにベタ惚れしている可哀想な王子様。
ユリィに念願のプロポーズを果たしたものの、あっさりと振られてしまった。
なお、帝国戦争編ではアナスタシアに婚約破棄され(2回目の失恋?)たものの彼女の陣営に加わりその才能を開花。天才軍師としてアナスタシア軍を指揮して勝利に導き、【鷹眼王】と呼ばれるようになる。現在は帝国に客将として滞在している。フラれ王子。
[ ブルーメガルテン妃アンナメアリ ]
王国の第三妃である側妃の女性。
フローラとは幼少期に同じ修道院で修行を積んだ親友。
奇妙な病気に苦しめられていたが、ユリィによって救われて回復する。
ユリィを自分の娘のように溺愛している。
レナ、ユナ、マナ
…アンナメアリに仕える3人の侍女。ユリィをいぢくるのが大好き。実は学園の卒業生で超有名人。
[ コダータ妃ジュザンナ ]
ジュリアス王子の母親で、ユーフラシア公爵家出身の第二妃である準妃。
息子の呪いに心を痛めていたが、ユリィによって呪いを解かれて以降、別人のように優しくなった。
<聖女学園編の登場人物>
[ アナスタシア・クラウディス・エレーナガルデン・ヴァン・ガーランディア ]
年齢:14歳 性別:女性
ガーランディア帝国の第三皇女で、ユリィの同級生。
人当たりがよく、大人気の存在であったが、その実かなり計算高く鋭敏な人物。
ユリィに対して思うところがあった結果、嫉妬の大罪という魔王の器となるべきスキルに覚醒してしまい、危うく悪魔に身を乗っ取られるところをユリィに救われる。
以降、完落ちしてデレた(笑)
帝国戦争編ではダレスに反旗を翻し、旧帝国軍の旗印として勢力を集め、軍を結成して神聖帝国軍を打ち破った。
のちに帝位につき【黒薔薇女帝】と呼ばれるようになる。
オルタンス・ゼルスディン・バルバロッサ
ユリィの同級生で、バルバロッサ侯爵の娘。
最初はユリィをいじめていたが、何にも感じてないユリィに逆に翻弄された挙句、ユリィの後ろ盾の凄さを知り軍門に下った。
ミモザ、トリス、カディ
オルタンスの取り巻き。基本的にはいい人たち。
カロッテリーナ
ユリィの二個上。王国の第一王女。アナスタシアの〝お姉様″。
エトランゼ・ローズマリー・サウサプトン
ユリィの2個上。聖女【英霊乙女】として、かつてレウニールのダンジョンにユリィを捜索しに来たことがある。
教会本部の指示でユリィを観察し妹にしようとしたものの、フラれる。
その後も観察を続けたものの、ユリィに決定的な証拠を見つけることができないまま卒業してしまった。
キャメロン・ブルーノ
ユリィの一個上。ユリィの〝お姉様″。
もともとおとなしくて太っていて落第寸前だったものの、ユリィにその素質を認められ、特訓の末に才能が開花。素晴らしい魔法使いとなる。
適性アンデッド:エクストラ・ウィザード・スピリット(SS)
ピナ・クルーズ
ユリィの一個下。音楽の才能を持つ少女。信者一号。
顔にある大きなアザのせいで内向的になっていたが、ユリィに治癒され明るい性格に。才能も開花し、熱烈なユリィ信者となった。
ナディア・カーディ・パンタグラム
ユリィの一個下。絵画の才能を持つ少女。信者2号。
絵を描く邪眼を持つも、操れずに振り回されていたところを、ユリィによって救われる。
無事邪眼をコントロールできるようになり、ピナともども熱烈なユリィの信者となった。
シャーロット・ルルド・アリスター
ユリィの一個下。アナスタシアの身辺を守るため学園に入学した。
文武の才能を持つものの、とある事件の際にネビュラに完敗し、以後はアナスタシアの忠実な手足として活動している。
ランスロット・トレビ・アリスター
シャーロットの年の離れた兄。
帝国の騎士で、アナスタシアの護衛として学園に来た。
様々な帝国の邪法を埋め込まれていたものの、ウルフェに敗れたあと全てをユリィに治療され、以後はユリィたち一行と仲良くなる。口癖は「ごさる」
<帝国戦争編の主な登場人物>
ラスター・ヴァン・ヴァレンタイン
ユリィシアの一つ上の男。『英雄の光』というギフトを持ち、ユリィシアに命を救われてから感銘を受け、重度のユリィシア信者となる。
いにしえの大聖女との遭遇を経てギフトに開花し、地方の獣人たちの村落を解放させることで大剣使いの英雄【解放剣士】としてその名を馳せる。
のちにアナスタシアに大抜擢され騎士隊長になる。ちな凛々しい顔立ちのイケメン。
クリストル・ヴァン・ガーランディア
386歳、男
帝国の建国帝であるダイヤールの実の兄。死の病を患い350年間もアミティによって琥珀の中に閉じ込められていた。
ダレスたちが使っていた悪魔を操る術《魔王術》の創始者。
最終的にはダレスと相討ちとなり輪廻転生していった。
基本的にめんどくさがりや。あと渋めのイケメンおじさん。
【琥珀龍】 アミティ
370歳、雌
真龍のレア種である琥珀龍のまだ子供。生まれたてのときにクリストルに救われてから親のように慕っていた。
クリストルを助けるためにユリィシアにその身を捧げてしまい、彼女の素体となる。
ダレス討伐後はユリィシアともども行方不明に。
スウェイン・ステップハート
バロシュ・グエン・ホワン
ふたりとも、神聖帝国の元【強化騎士】。ユリィシアに救われてからアナスタシア陣営に寝返り、のちに有力な将軍になった。
── 『四魔帝将』──
神聖帝国軍の最強の四人の将軍。
【終わりの主】クロップス
ユリィシア曰く、低レベルな死霊術師。見た目はじいさん。
聖女を殺害してアンデッド化して【いにしえの大聖女】と偽り、生きた人間の魂を捧げることでコントロールしていた。
だが本物の【いにしえの大聖女】の前にあえなく輪廻転生した。
【魔獣操王】ウィーガル
神聖帝国軍の大将。魔王術の一部を賜り、下等な昆虫などを操ることができた。ラスターに討ち取られ戦死。
【死告騎士】デズモンド
神聖帝国軍の元帥。悪魔と完全に同化した【強化騎士】だったが、ユリィシアのフル祝福を受けたウルフェに敗れ戦死。
【暗黒司祭】イーイール
色気担当。ダレスの気に触れてあえなく散る。
【魔皇大帝】ダレス
フルネームはダレス・ウォーレンハイト・スカイガルデン・ヴァン・ガーランディア
アナスタシアの兄。
元は普通の人だったが、帝位を継ぐものが受ける儀式で悪魔に感化されて、かつ超人的な能力も手に入れて、ついには人類史上3体目の【強欲の魔王】となる。
その戦闘能力は凄まじく、地上に彼に敵う存在はいないほど。
実は彼、物理高度無効や魔法高度無効、エナジードレインなどの恐ろしい能力を持っていたりする。まともにユリィシアさんと戦っていたら、どうなっていたことやら?
だがその真の実力を発揮することなく、あえなくクリストルの捨て身の奥義?によって輪廻転生することになる。哀れ……。
一応、物語の中ボス的な存在だったんですが…不甲斐ない最後を迎えてしまった報われないボスキャラ。
<その他関係者>
[ 光の翼 ]
のちにSランクとなる冒険者チーム。リーダーはエーデル。なお全員が孤児院の名を姓に持つ。
エーデル・スライバー:ユリィの四つ上。
優れた剣の才能を持つ戦士。
スライ・スライバー:ユリィの四つ上。
手先が器用な探索者
イスメラルダ・スライバー:ユリィの四つ上。
貴族の落胤の少女。気が強い。
フィーダ・スライバー:ユリィの三つ上
エーデルの実妹。《 天使眼 》を持つ。
・ザンデル大将:カインの上司の大将。顔が怖く声がでかい。帝国戦争編後、帝国軍の軍事顧問になる。
・シャプレー:ネビュロスの部下だった悪党。アレクを誘拐した。吸血されレッサーヴァンパイアなったあげくユリィのコレクションとなる。
・セフィール:カインの部下。読者の方からお名前いただきました( ´ ▽ ` )
・七人の聖導女
…学園の七不思議からユリィの軍団に加入(*´ー`*)
今は四体しかいないが、大聖女のダンジョンで世にも珍しい聖属性を手に入れた。実は悪魔を葬る能力を持つレアな存在である。
ーーー【 用語 】ーーー
※一部、未公開の設定がありますが、読んでも支障はありません。
<神の種類>
・聖義神:法の神様。聖騎士を擁する。
・聖母神:慈愛と癒しの神様。聖女を擁する。
・剣狼神:戦いの神様。聖旗を擁する。
・知星神:知識と知恵の神様。聖書を擁する。
・商幸神:幸運と商売の神様。聖貨を擁する。
これらが五大神と呼ばれている。
上記のほかにも邪神や魔神などもあるらしい。
<聖母教会>
癒しを司る聖母神を崇める教会。聖女を擁する。
枢機卿:教皇に次ぐ権力を持つ。7人存在する。スミレもその一人。
・【 冷徹聖判 】スミレ・ライト
・【 聖智賢者 】コーディス・バウフマン
・【 黄金猊下 】エルマイヤー・ロンデウム・サウサプトン
・【 規律模範 】のエメラルダス・ソラーレ
※『イプケンティウス14世』……いにしえの大聖女に輪廻転生させられた先代の枢機卿
<聖女>
聖母教会の認定により定められる、癒しの力を持つ10代の乙女の尊称。結婚したりすると聖女ではなくなる。
現在はおおよそ10名程度がいる。
【 英霊乙女 】エトランゼなど。
<勇者の光>
神々によって選ばれた存在と言われる特別なギフト。
このギフトに覚醒すると、総合能力とあらゆる戦闘に関するスキルが上がる。かなりチート。
<リヒテンバウム王国>
ユリィシアの暮らす国。王城シュヴァンシュロス、別名白鷺城。
エンデの森:王国の東に広がる森。さほど大きくなく、危険も少ない。
エンデサイド:エンデの森に寄り添うように在る村。アルベルト剣爵家の領地。
聖アントミラージ学園:女子だけが通える学園
騎士学校:男子だけが通える学園
<エンデサイドの住人たち>
ダリアン…エンデサイド村長。故人。
ジミー…ダリアンの息子で現村長、中年。
バルド…移住者。熊獣人で力持ち。
ラビア…移住者。兎獣人。
バルバロッサ侯爵
ウルフェの元の奴隷主。カインと仲が悪い。金髪ブタ野郎。娘はオルタンスでユリィの同級生。
ユーフラシア公爵
バルバロッサ侯爵の入っている派閥のトップ。
コダータ妃の実家でもあり、ジュリアス王子の一件からアルベルト家を気に入って派閥に入れた。
<聖マーテル神国>
五大神の総本山が全て集まった国。
各宗教の教皇の中から選出された大教皇がトップに君臨する宗教国。通称「神国」。首都は神都フィーリア。
〝大教会″:神都フィーリアにある聖母教会の総本山。
<ガーランディア帝国>
武力中心の国。ウルフェの故郷を滅ぼした。
首都:帝都ガーランド
港町:エーレーン
ダレス:皇太子(第一皇子)
アナスタシア:第3皇女
他の兄弟姉妹はすべてダレスによって殺害される。
※実は妹が生きていて……という裏設定があるが、今後出てくるかどうかは不明。
<連邦>
複数の小国が連合を組んでできた国家。
共和制を取っている。
<異空間>
自然魔力の暴走などが原因によって発生する、空間の歪み。原理は不明。
なお、出口がある場合にはゲートになり、出口がない場合にはダンジョンになる。
<次元門>
空間の歪みにより自然発生したワープ道。どこに繋がっているかは、入って見ないとわからない。
有名なゲートは有料で国家や企業が管理していることがほとんど。
稀に、人に知られないゲートが発見されることも…。
<異界迷宮>
空間の歪みにより自然発生した、異空間。
モンスターと呼ばれる存在が巣食っている。
ここでしか手に入れることができない様々な素材を、カードという形で輩出する。
そのため、鉱山よりも貴重な資産となっており、主に国家や大企業が管理して、定期的に素材狩りを行なっている。
〈エクストラダンジョン〉
ごくまれに存在する特殊なダンジョン。致命的なトラップなどが多く、中に入ったものはほぼ生きて出ることはできない。もちろん突破した人間はいない。
〈 モンスター〉
異界に居る不思議な生物。
死ぬと消滅し、稀にカードを落とす。
──伏線候補・裏設定──
【冥王の軍団】
フランケルが、〝万魔殿″と呼ばれる極秘場所に格納している不死の軍団。とにかくヤバいアンデッドが沢山いて、一国を滅ぼせるレベルにあるらしい。
<構成員>
SSランク:ドラゴンボーンゾンビ
Sランク:バックベアード、ヴァンパイア・レイス、ロイヤル・スペクター、七人の聖導女(改)
Aランク:レッサーヴァンパイア(シャプレー)、スケルトン・ネクロマンサー(フランケルの骨)
【万魔殿】
フランケルがヘルタースケルターを隠しているダンジョン。
その場所は不明で死霊術師たちが血眼になって探している。
なんでも空気のない場所にあるらしいのだが……。
【終わりの四人】
世界に四体いるという、SSSランクのアンデッド。
・奈落
・ヴァンパイアロード
・いにしえの大聖女
・???
【 奈落 】プロフォンドゥム
フランケルの師匠。ネビュロスの師でもある。
最強最高最恐と恐れられる死霊術師。『不死の王』でもあるらしい。
作中で四体いると明かされている最高位(SSSランク)アンデッドのうちの一体。
ユリィ曰く、ただのボケジジイ。
【 いにしえの大聖女 】エルマーリヤ・ライトジューダス
呼べば敵味方関係なくすべてを輪廻転生に送り込む最強の召喚獣 (ウソ)。
アンデッドランク:SSS
ギフト:判別不能
称号: 【いにしえの大聖女】、【終わりの四人】、【その名を呼んではいけないもの】、【微笑みのエルマーリヤ】、【輪廻転生の主】、【無限の慈悲と慈愛】
推定魔力値:3,621,092
その真の名を呼べば100パーセント確実に喚び寄せることができる、世界に4体しかいない最上(SSS)級アンデッドの一人。
【聖者の救済】という魂ごと強制的に輪廻の輪に飛ばして転生させる技を持ち、敵味方無関係に片っ端から輪廻転生させる超迷惑な存在。呼び出したらほぼ確実に全滅させられる。災害というレベルじゃないヤバすぎる存在。
エルマーリヤは聖域という他の魔法は一切使えない特殊能力を持ち、おまけに聖属性なのでアンデッド魔法も一切を受け付けないという超絶チート。討伐は不可能…というか存在がほとんど神。いや神だろこれ。
そりゃフランケルも手に負えなくて放置するわっていう存在。
ちなみにその胸には【大聖女のダンジョン】という正体不明のエクストラダンジョンを持つ。
〈 魔法と魔法陣〉
魔法は所定の魔力の動きによって発動する。
しかし、魔力の動きは繊細なため、何らかの仕組みを使って再現性を高めるのが一般的である。
簡単な方法としては詠唱を行うのだが、詠唱だとミスが多く、もし間違えると誤爆する。
触媒を用いると、つかいすて、もしくは劣化してしまう。
それらの課題を解決する方法として、魔法陣を体に刻んで埋め込む、というものがある。これを魔法陣回路と呼ぶ。
<魔法陣回路>
特定の魔法を発動させるために、あらかじめ体に刺青の形で彫り込んだ魔法陣。
体に刻んだ紋章だと自然治癒によって劣化がなくなるため、多くの魔法使いが魔法陣を体に刻んでいる。
魔法陣は使うたびに痛み、肉体に刻んだものであれば徐々に痛みを伴う。
悪魔薬:魔力をあげるかわりに体を廃人にしていく薬。禁止ドラッグ。
曼荼羅陣の臓腑刻印:内臓に上位魔法陣である曼荼羅陣を魔力によって彫り込んだもの。魔力は上がるが内臓に負担をかけるため、禁止されている。
ブースター:魔力を増幅させる効果がある魔法道具。ただ、多くの場合体に反動があるため、禁止されていることが多い。
次のエピソードは『冒険者編』となります!
たぶんガラッと雰囲気が変わると思いますので、お楽しみに(≧∀≦)
再開まで少しお待ちくださいね(*゜∀゜*)