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第H話「力に辛さを・・」

「・・・・」


俺は元々力にはあまり自信がない、周りからは弱い者として見られていた

時期が俺にはあった。だが、弱い割には意外に正義感がある。そこが俺の

良い所だ。


「・・・ここは」


珠割さんに連れてこられたのは、とても古い牧場みたいな場所だった。

家もボロボロでたまに家にあいた穴から土が砂が出てくる・・・


「ここに紹介したい人がいるのよ、御由ごゆいさん!います?」


珠割さんが返事をすると、体が細いが、腕に筋肉とかがついてるおじさんが出てきた。


「珠割・・・御由はやめてくれぇ・・」


「すまないね!あ、こちら貴方の弟子になりたい當間君よ」


「で!でで弟子!?」


いきなり珠割さんが弟子とか言うから驚きを隠せなかった。


「ほぅ・・・こいつが・・」


俺は慌てて珠割さんの耳元でこう囁いた。


「何勝手に弟子なんて決めてんですか!!」


「ごめん!ごめん!こう言っておかないと逃げ出しそうだから・・」


逃げ出すっても、余りにもこうあっさりと弟子にされたら困る・・・

出来れば力ではなく能力とかで・・・


「・・・まぁ!いいだろう、ただし」


「?」


「俺の訓練はそう甘くねぇで・・覚悟してかかれや!」


「あ・・・ああ・・」


最悪だ・・・


・・・・・牧場「産育」・・・・・


「お前、能力はどんなんや?」


「能力?・・・御由さん、知ってるんですか!?」


「あぁ・・・後、御由はやめてくれ、わしは、龍陀だ。龍陀征伐りゅうだせいばつ


「龍陀・・・ですか」


「あぁ、ちーとばかりあいつに御由と呼ばれてんだ。」


「はぁ」


「でだ、お前の能力は?」


「俺のは・・これです。」


俺は、龍陀さんに血の出るリュウの盾を見せた。


「ほぅ・・・これは武龍だな」


「知ってるんですか?」


「あぁ、俺も使ってるからな」


龍陀さんのはいったい何だろう?少し気になってしまった。しかしそんな

余裕かましてる場合ではなかった。


「お前・・これから起こることにきいつけや」


「え?って!」


突然俺の前が黒く光そこから無数の手が出てきた。


「うわ!・・」


俺は、この瞬間攻撃が来ると思った、何故か思えた。今まではそんなことな

んてこれぽっちも思えてなかった。まるで体の危険信号みたいな感じだった。


「我闇我・残酷龍!!」


無数の手と共に黒色の龍が現れた。その龍は明らかに俺を敵視していた。

まるで暴犬のような目つき、いまにも動かしたら攻撃されそうな感じがする。


「これが俺の武龍だ」


「これが・・・」


「容赦なくいくで!!」


龍陀さんの龍がこっちに向かって全力で向かってくる。俺は身を構え拳を握りしめ

て攻撃態勢になった。


「ギャーーーーオン!!」


「流石ですね・・・・でも」


「我血我・新赤龍!!」


俺の龍も盾から変形して全力で向かった。黒色の龍と赤色の龍、同じ武龍同士の

激しい衝突。俺は余りの衝撃に体勢が崩れた。俺の姿勢が崩れたと同時に、龍陀

さんが向かってきて俺の腹を強めに殴った。


「ぐは・・」


「戦いはこれが基本だ。技なんて所詮は飾りや、覚えとけ」


「・・・・はい」


余りの痛さに気絶しそうになった。


「こんなんでへこたりよったら勝たれんで?」


確かに、今の俺ではさすがにこれだけで終わりかもしれない。

だが、やらないと・・・・やらないと。


「まだ・・・い・・・いけます!!」


「それこそ男や、まだまだいくぞーー!」


俺がこの街を・・・いや、「ノーズ」を叩きのめす!!


「!!」


突然俺の体が軽くなった。と同時に俺の背中から何かが出た。

何だこれ?俺は思わず触ろうとした。


「何これ・・・・ん?・・・えこれってまさか」


「お、新たな技か?まるで龍の翼やな」


俺は血で出来た龍の翼が背中では生えてた。


「えぇーー!」


そして俺の目が赤くなり、突然。


「我血我・新赤龍・極撰罵詈!!」


「ん!!」


気が付いたら俺の前で龍陀さんが傷だらけで倒れてた。


「どどど、どうしたんですか!?」


「お前覚えとらんのか?突然お前は俺の方に向かって、えらいすごい

速さで血の龍で攻撃してきたやろ」


「え・・えぇーー!」


「でもまぁこれだけの急成長ならまだ見込みはあるな」


「はい」


「今日はゆっくり休みな」


俺は龍田さんにそう言われて帰った。俺は一体何をしたんだろう?何も覚

えてない制御不可能な技を身につけてしまった。


・・・・當間の家・・・・


「はぁ・・・暇だ」


家に帰ってもさすがにやることはなかった。なんせ今は死んだ身。俺の両親

はすでに亡くなっている。ちょいとした交通事故らしい。交通事故の内容は

誰も教えてくれなかった。


「・・・なにしよ」


俺はベットから立ち上がりPCを付けた。生きてる間はこうして俺は暇つぶし

にゲームをやってた。そこそこ俺はゲームでは有名だった。最近いろんなこ

とが周りであったからゲームなんて久しぶりだ。


「うーん・・・王道の」


黙々とゲームやってる時間は最高だ、何も考えなくていい。夢中でキボードを

叩く。そうしてると何かが少しずつ気になった。何だろう?と思い俺は気にな

った方向に目を向けた。


「やほ!兄ちゃん!」


「この人ですね!」


双子みたいな兄妹が俺の前にいた。


「え?・・・誰?」


俺がそう言った瞬間目の前が暗くなった・・・

眠い・・・かなり遅くに投降しましたw

これからも投稿が遅れるかもです。

そん時はすみません!!

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