第B話「非常識な常識」
考えろよ、考えろ!じたばたしても何も解決にならない!!
「そうだ・・知り合いに」
いやいや!冷静になれよ、死んだことなんて話せば知り合いとかも巻き込む。
「公園で考えても仕方ないか」
そう思って俺は公園を後にしようとしてた・・が
俺はその時にあっていいのかわからない状況に入ってしまった。
これが自分の運命を変えるかもしれない物に・・・いや。
・・・「人に」・・・
「あの子・・・」
公園の端っこにいる少女がただただこちらをずっと見つめていた。
何でだろうと疑問に思った、だから俺は聞くことにした。
「あの・・俺に何か用?」
「水」
「え?・・えーと」
「水・・・・くれ」
ガチャコン・・俺は少女に言われた通り水を買った。
「はいよ、これ」
「あり・・とう」
「ありがとうな」
一体何んだろう?またもや疑問がわいてくる。
俺を見つめてたってことはもしかして俺の事知ってるとか何か?
いや・・ただ単に水ほしいからかな。
「私、鏡」
「え?あー、俺は當間」
「私は人間・・だけどあなた分かる」
「分かる?何が?」
「貴方・・・死んだ」
え、もしかしてだけどこの子俺の事知ってる。
でも何で?
「何でわかるのかな?あはは」
俺はボケてみた。実際死んだ人見えるとかおかしすぎる。
いや、単に霊能者とかか?
「貴方・・やらなければならない」
「何を?」
「怪物・・・ノーズ君たちを」
ノーズ・・って?誰だよ。
「その・・ノー、何とかって誰?」
「人ではない見えざる者・・妖怪みたいなもの」
「へぇーそうなんだ・・」
何かめんどくさそうな展開になりそう。この少女に
きずかれないように・・そーと退却。
「まって・・」
「え?あはは逃げたりなんか」
「後ろにいる」
「後ろ・・・ですか?」
ドン!!大きな振動と共に俺の後ろに現れた、まさしく化け物。
見た目は気持ち悪いだがこんな奴がいても周りは気にしない・・
これは俺にしか見えないものか・・
「これが・・・ノーズ君」
「ノーズ君かー名前より遥かに超える気持ち悪さ」
「倒さないと人が一人死ぬ・・ここで」
「どゆこと??君って・・」
「だから、私は鏡・・・ただの人間」
・・・・話の先が見えねぇー・・・・
これもまた急展開w
いかがでしょうか?次回もお楽しみに!