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第A話「生きた幽霊」

・・・真実はいつもそう・・・


いつも僕は同じことを考える。人の死はあっけなくそして他人には

「関係ない」で済まされる。ニュースや新聞で事件などを見るけど

誰も悲しまない。悲しむといっても知り合いやその死んだ人の身近

にいる人だけだ。自分のその先にある物なんて大抵は見えない

死も未来も目標があってもそこに辿りつける未来はあるとは限らない

そんな感じで自分はこう思う。


「簡単すぎる」・・・と


「次は~宇美矢ー次は~」


今日もまた僕はスマホをいじりながら何かを探してる。


「連続通り魔事件・・・死者は15人」


通り魔事件なのにやたらと殺されてる、人の死は怖いものだ。

そう思えもしないが、基本的には。

「あー可哀想」や「怖いなー」とそんな程度しか思ってない。

それが安全な場所にいるから思えること、だから怖くも、悲しくもない。


「この人たちか・・・」


自分の人生は簡単・・そう思える一瞬が僕にはあった。

ただ見ただけ・・そうただ見ただけだ。


「光木當間・・・」


そう僕の名前、光木當間みつきとうまと書かれていた。


「俺は・・・じゃあ誰だ?」


疑問がわく今日まで生きてきた俺はもう死んでいた。

そう、死んだ人間。じゃあ?ここにいる俺は誰なんだ?


「いや、冷静に考えろよ・・この情報が偽だろ」


帰りながら見つめる空、噓なんだと言い聞かせる自分。

死んでなんかない・・・そう、死んでなんか。

ただ、現実はそうしてくれない。


「えー次のニュースです。昨日連続通り魔事件で15人亡くなられた方の中で

光木當間さんの死体が消えました、原因は不明です。警察は捜索を続ける模様です」


「・・・・死体」


死んでも生きてても何の感情もないや・・・

ちょいと意味わからん部分もあるかもしれないですが。

いかがでしょうか?この先も書きます。

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