小説なるものを投稿せんとする。
小説家になろうというサイト。
そのままのタイトルで、全くもって明確。
数多の小説家志望たちが日夜集まり、切磋琢磨している。
どういうものなのだろうか。
誰かが紡ぐ物語を読んでいるだけのただの読者。
そのうちこうやって一部の読者がやがて作者へと変化していくのだろう。
書いてみる、このように、自らの心を見透かされるような、裸を見せるような、そんな不思議な思いを抱きながら、そうやって初めての一歩を踏み出したのだろう。
書きたい。やがてそんな思いが抑えられなくなって、溢れる文章を世界に発信するようになるのだろう。
こうやって、その一歩を踏み出すところから、始まる。