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拭えない不安と過剰な自意識

作者: 星葡萄

リストカットをしても

オーバードーズをしても

ラリって醜態を曝しても

それでも一緒にいてくれる人がいるのに



拭えない不安

将来への不安

自己嫌悪で更に自爆してまた自己嫌悪


ごめんね

わたしは自分を愛せなかったよ


人が怖い

裏切るから


みんなそれぞれ事情があって精一杯生きてるのは知ってるよ

だけどもね、それを、日常を普通にこなせているのが

わたしには到底理解できなくて


虚弱な身体

鋭敏な精神

この体で見る世界はとてもじゃないけど生きていけない


まるで鮮やかさが過ぎてサイケデリックになる様に

混沌とした社会に私まで溶け入りそうで不安になる


不安が強い時はお薬に頼る

そうじゃなくたって飲まなきゃならないお薬が沢山ある

でも、それらを飲んでもまだ普通になれない

何度、絶望しただろう

何度、憎んだだろう


自分の人生にケチをつけるなんて滑稽だね

堕落した生活で、何を言っても伝わらない



しあわせそうな人が憎い

健康な人が羨ましい

わたしだって、人生をもっと謳歌したかった

上ばかり見て生きてます

理想を語るのは辞めました

だって、みじめになるだけだから



そんな事を考えながら今日も生きているよ




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