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飽きない日々を求めて ~異世界で最強になってみた~  作者: 夢幻
7章 僕は世界を知る(ノーゼン~)
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番外編3 V-DAYは実在した!

ノリだけですべて書きました。もう、適当です(笑)


※少し内容を変更しました。

「……………何これ?」

「開けてみてのおたのしみ!」


 ノインにいきなり渡された赤い箱。何か、綺麗なラッピングがされている。………いきなりどうしたのだろう?


「………病院行ってきたら?」

「ここにはないよ」


普通に返されているため正常のようだ。…マジで何なの?


「………開けていい?」

「…いいよ」

「?」


 なんだ? 急に目をそらして…。そして顔も少し赤くして…。………まあ、これ開けたらわかるだろう。ラッピングを外し蓋を開けると―――――茶色い、四角いモノが一つ入っていた。これって………


「チョコ?」


 日本じゃ、いつでも食べれる有名なお菓子である。そして―――――僕はあまり好きではない。


「どうしてチョコ?」


この世界にチョコがあるのは知っていた。だけど、どうして今?


「だって…」

「…」

「…」

「…」

「「…」」


…長いよ! 最近みんなためすぎ! ほんとなんなの? 不安になるよ!


「………今日、バレンタインだもん」

「…………………へっ?」


今、なんて?


「今日、バレンタインだもん」

「へっ?」

「バ・レ・ン・タ・イ・ン!」

「………そんなもんあったな、あれって実在してたのか」

「………大丈夫?」


 言われて思い出した。そんなものがそういやあった。女性が意中の男性にチョコをプレゼントするという、青春真っ只中の人らがするリア充爆ぜろイベントである。………ん?


「これを、僕に?」

「…うん」

「嘘じゃなくて?」

「…うん」

「ドッキリじゃないよね?」

「そんなに警戒しなくてもちゃんと本命(、、)チョコよ!」





………………は?


「ちょ、今、なんて…」

「し、知らない!」

「あ、ちょ…」


そう言ってどっかに行ってしまった。






「今のが、俗にいうリア充………なのか?」


違う気がするが間違ってない気もするので何も言えない…。


 さて、話は変わるが、アキがチョコの嫌いな理由を説明しよう。(まあ、説明するほどでもないのだが…)それは、

「リア充なんて嫌いだー!」

これである。つまりお前らである。


 アキは昔から友達がいないわけでも、いじめられてたわけでもなかった。ごく普通に学生生活を過ごしてきたのだが、そんなごく普通な生活をしていたら彼女なんてできるはずもないのである。外見が上、せめて中の上くらいあれば変わったかもしれないが、残念ながらアキは中のなかの中、ど真ん中である。そして、部活を何かしていたわけでもなかった。していたら変わっていただろうに。


 とか言ってるが、実際は気づいてないだけである。中学生の時に女子に好きな人を聞かれたりしたこともある、笑い話の空気じゃなくて。また、「遊びに行こう」と誘われたり、「買い物に付き合って」と頼まれたりしたこともある。しまいには、映画に一緒に行ったこともある。………あれ、どうしてだ? 書いてて微妙に腹が立ってきたぞ?


 とまあ、それは置いといて、自分にはそういった縁がない(そう思っているだけ)ので、必然的にバレン何某を嫌っている。…アイズさんは関係ないよ。「バ」じゃなくて「ヴァ」だからそもそも違うけど。

 そして、よほど嫌いなのか、チョコも付属で嫌いになったのである。…偏見って凄いね。


 話を今日に戻すが、アキは人生初のバレンタインチョコ(みんなが渡しづらくて渡されてないだけ)を手に入れることが出来たアキは、喜びでいっぱいだった。


(え、マジで? ノインが()に? やべ、どうしよ…。なんて返事を返せばいいんだ? やべ、どうしよ!?)


頭の中では少し飛んでしまってるようだ。…概ね間違ってないけど。


とても混乱しているところにとある人がやってきた。そこでさらにアキは喜びに溢れてしまう!






「アキさん、これを」

「…メア、これは?」

「チョコです!」


メアからいただいたのである。え、ちょ、まさか、モテ期来た感じ!?


「メア、これって…」

「はい! アキさんのいた世界では友チョコ、というのがあると聞きました。なので、私が作ってみました!」

「なんだ、友チョコか…………………おい、今なんて?」

「自分で作りましたよ?」

「そこは一つ前の文を言うところでしょ!」

「?」


 思わずツッコんでしまった。いや、合ってるんだけどさ…。あっちは悪くないはずなんだけどさ…。

 そんなことより、チョコである。今の聞いた話だと、これはいわゆる、て、て、て、手作りというものではないか? そう、なるよな? え、いいの? 僕が貰っちゃって? 貰っちゃうよ? …いただきました!


「ありがとう、メア!」

「よくわからないですけど、どういたしまして」


 僕は、今日という日を忘れない! 忘れることなんてできない! これは記念に残そう!(いやなんで⁉︎)

 これが友チョコ? そんなの関係ないね! 手作りならなんでもいいのさ! なお、ノインの貰ったチョコも手作りであることは忘れている模様…。









勿体なかったが、結局食べた。とても美味かった!

アキはチョコが大好きになった!

そういう夢幻ですが、今日は一歩たりとも家を出てないためお前らと一緒になってしまった…。まあ、休みにした学校側が悪いんだ! 断固抗議する!


私のことは置いといて、皆さんはどうでした? 友チョコでも貰いました? チョコは大切に食べましょうね!


最後に一つ―――――――――本命を貰ったやつは爆ぜちまえ!

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