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飽きない日々を求めて ~異世界で最強になってみた~  作者: 夢幻
7章 僕は世界を知る(ノーゼン~)
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銭はいくらあってもうれしいよね

昨日出せずにすみません。

やってみて思ったのですが、自分には長いものを書くのがどうも無理みたいです。

なので、分割して出しました。…それでも10000字はないという。

「………なあ」

「…なんだ?」

「普通、盗賊の住処って洞窟とかだよな?」

「…ああ」

「ここって?」

「……………………ダンジョンだ」

「おかしいよね!?」

「…知らん」


 盗賊討伐のクエストを受けた僕たちはその盗賊のアジトがあるとされるところまで来たのだが、どうみても人が住みそうではないところだった。…職員にハメられたのかな?


「………どうやら本当にここみたいだ。マップにオッゾの名前がある」

「…現実逃避はできないってか」


 オッザというのは山賊の長の名である。なんでも銀の冒険者であり、ノーゼンの元ギルド支部長なんだという。首都であるトレイルのギルドの長をギルド長、その他の地域の長を支部長というらしい。簡単に言うと、社長と店長みたいなものだ。普通に身分が高いということだ。ちなみに、人族、獣族にもそれぞれギルド長が存在する。嫌っていた頃の弊害かな?


「マップが使えねえ!」

「…どうゆうことだ?」

「マップ表示したら下階層全部重なった」

「…全部塗りつぶし?」

「いや、一か所だけ生きてる」

「…生命力が高いな」


何言ってるかって? マップで塗りつぶしゲームしてました。元から終わってるけどね。


「…構造くらいはわかんないのか?」

「…………お、10階なのはわかったぞ」

「…他には?」

「一階層とかは問題ないけど、7階層くらいから100レべが出てたりする。ラスボスは解析不能みたいだ」

「…やべぇな」


 僕は今ぎりぎり100だけど、ユウは60、ロイドは70としばし厳しい。………まあ、メアはおかしいからいいけど。


「てか、ダンジョン攻略ってどういう編成で行くんだ?」

「…5人6組編成が基本だ。それ以上は邪魔になる危険がある」


 この世界ではそれが基本なようだ。…5人って微妙だな。3人や4人はなんとなくわかるんだけど。…てか、この疑問にデジャブを感じる。そんな疑問にロイドが答えてくれた。


「この世界には『武士は五つの心』ってことわざがあるんだ」


 なんでも、戦闘力、体力、努力、精神力、基礎力。この五つのことを言うらしい。基礎力というのは、礼儀などの一般道徳のことを指すらしい。常に努力を怠らず、礼儀正しく、そして強くあれ! そんな感じらしい。…騎士かよ。

 この五つから5が良い数字ということになり、5人編成が基本となったらしい。どんな世界にもこういった言葉は受け継がれていくもんなんだな。


「そういや、お前らって武器とかどうなんだ?」

「…音階(ノイズマン)オンバーン」

「………ロッ〇マン? 能力は?」

「…音響操作で鼓膜破壊」

「それ以外に使えよ!」


 バトル中は音は重要な時もあるし鼓膜は鍛えれないから的確なやり方だろうけど、少々セコくはございませんか? てか、その武器どこで―――――ん? オンバーン?


「お前、いつ?」

「…クエストの帰りでエンカウントした」

「ゲームじゃないんだから…」


 オンバーンは飛行型の魔物である。コウモリみたいな形で大きさが羽を広げると4メートルはするとされている。特殊な音波を放ち、相手を麻痺させたり思考レベルを下げさせたりと状態異常を振りまく反則モンスターのはずなんだが…。魔物にもランク(S~F)があり、オンバーンはSランクと最大難易度のはずなんだが…。まあ、勝てたのならいいか。


「ロイドは?」

「俺は消失剣を使っている」

「消失剣?」

「魔剣の効果を失った剣のことだ。能力の低下や消失していたりするが、普通よりは強い剣さ」


 希少だが、稀に存在するらしい。どうして効果を失うのか聞いたら、能力を失った魔剣には共通点があるらしい。それは―――――


「元は人格のあった魔剣だったらしい」


 元は名高い剣だったのだが、武器の保持者が死に、市場に出回ると時にはすでに全部人格は失っていたらしい。魔剣は全部が人格を失うわけではない。人格を消す方法なんてものは、鍛冶師でもわからないらしい。なんでも消そうなんて人は普通居ないとのこと。まあ、人格はその魔剣の強さの象徴だからね。


 また、消失剣に人格を入れ込むことも出来るらしい。人格を保有スペースが存在し、それの中身だけすっぽり消え、スペースはそのまま残っている状態となっているからと。使い道は、傷ついた鎧(体)から新たな鎧(武器)に移行するというものだ。武器の内部は不死らしい。ただ、能力は戻ったり上書きはされないらしい。ただ単にしゃべる武器になる。…それはそれで便利だな。


「でも一つ。―――――そんな装備で大丈夫か?」

「フラグになるから!」

「…やめぃ」


 防具の作り方はわからないからできないが、とりあえず武器を作ってニーナに渡しておいた。お留守番中に襲われたら対処するように、と。…彼女、地味にレベル30あるんだよな。子供にしては強すぎるないかい? 昔はどうやって過ごしてたんだろ? 奴隷諸君にも渡したし、食料も置いといたから何日かは何とかなるだろう。もしも三日たって帰ってこなかったらトレイルに行って助けを呼んでもらうように言っといた。少しだがトレイルに近いからね。早いに越したことはないからね。


「そういや、こういった難題に立ち向かうのって初めてじゃないか?」

「そうだな。でも、なんとかなるっしょ」

「…期待しておけ」

「………ユウさんだから心配だな~」

「いつも通りすればいけます!」


…こんな軽いノリで大丈夫なのか? 心配になってきたよ…。

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