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飽きない日々を求めて ~異世界で最強になってみた~  作者: 夢幻
5章 僕は決意する(アルデオ~アルカ)
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頼られたい

もう、これくらいしか毎回書けない…

他の皆さんと比べて短すぎますね…


いや、これをまさに短編小説と……………言わないな。

--- ノイン ---


「あまり、オルデウスを戦闘で使わないことにしたから。」

「へっ…。」


突然のことで驚いてしまいました。

さっきまで楽しく遊んでいたのに急に言われたのです。驚きもしますよ。それより………


()捨てられるんですか(・・・・・・・・・)


「えっ、そんなこと、ない、ですよね?……」

「あのな、その…」


てことは、やっぱり……


「バカ!」

「ちょ、ま、」

私はその場から逃げ出した。




--- アキト ---


「くそっ!」

「まってくださいアキさん!」




迂闊だった。突然あんな顔されて慌ててしまったのが運の尽きだった。あんな悲しそうな、捨て犬みたいな顔をされて…


もしかしたらそういう風にとられたのかもしれない。現に今、こんなことになってるし。


「マイン、〈捜索〉!」

『畏まりました。マップに表示します。』


万が一のことにはならないでくれよ!




--- ノイン ---


気がつけば知らないところに来てた。

街中ではあるが、来たのは二日前ということもあり、把握なんてできていない。狭いところを何度も通った先にあった十字路で立ち止まった。人は誰もいない。近くに誰も…。


「グスッ…」


また、私は、



「お、いいものあるじゃんか。」

「!」


寒気がした。振り返ると


「いいっすね! いただいていきやしょう、親方!」

「…俺は親方じゃねえっつうの。でも、いいんじゃねえか?孤児(・・)、みてえだし。」

「そうっすね! ヒャッハー! これでなんとか数日はいけるぜ!」


気色悪い、奴隷商人3人組がいた。また、あのときと………


「てか、商品は一度確認しとかないといけないよな………品質とか、ね。」

「!」

もう、やめて…


「いいっすね!大事ですもんね!」

「そうっすよね!」

だれか………アキト(・・・)











「幻龍 混沌に眠る龍(バハムート)!!」

「「「グアッ!」」」


えっ…


「大丈夫かノイン!?」


どう、して………


「大切な仲間なんだから気にかけるだろ!」


なか、ま………


まあ、今はそれでも………


「ありがとうございます!」


いいか。




--- アキト ---


あぶねえ! 危うくノインが使用済みになるところだったよ! なんとか間に合ってよかった…


「…さっきの話だけど、別にノインをバイバイするというわけではないんだ。」


今度は聞いてくれるようだ。


「一つはオーバーキルすぎるんだよ。これだと自分の技術が上達しない。それにいつも一緒に居られるとは限らない。その時に頼りすぎてたらほんとに死ぬかもしれない。もう一つは…


ノインが自分を守る力を得てほしいからだ。」

「えっ!」


「さっきも言ったけど、いつも一緒に居られるわけじゃない。そんな時に誰かの襲撃を受けたとき、ノインに怪我とかあったら困るし、万が一殺されたら()…」


やべっ、涙が…。思っただけで泣けてくるとかガチだな…。


「そんな考えが…」

…ん、どした?


「私のために………あの、ありがとうございます!」

…なんでお礼されたんだ? 勝手な、自己中なことを言っただけなのに。


「わかりました。護身術を身につけることにします。」

…なんか、硬い?


「………あの…」

ん?


「行きましょ、アキト(・・・)…」

…というわけではないか。恥ずかしがってる?


…まあ、いいか。


「ああ。」


僕らは散策を再開する。






ー・-・-・-・-

「ちょっと、私は!?」

「…置いてきてすまん。」


1時間ほど説教をくらう羽目になった。

ということでノインとアキトはしばらく分離しています。いつか戻るかは………正直考えてない。うん、ストーリーすら決まってないし、ね。


あと、アキトの魔法、〈幻龍〉は複数の種類あります。全部出せるように、頑張ります!

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