アキト・D・メア
どう物語をすすめようか悩んでます。
希望があれば書いていただけると嬉しいです。
鑑定スキルでわかったことをまとめてみた
全5階層ある。
階層ごとに違う魔物が現れる。
階層主と呼ばれる階層ごとにいる門番を倒さなければならない。
下に降りるごとに敵がちょっぴり強くなる。レベルで表すと1階が50、1階降りるごとにレベルが3上がる。
ラスボスは不明だが100は超えている。
…僕のレベルは5ですが!どうしろと!一撃で死んじゃうんですけど!てか、攻撃しても1も当たんないんじゃないか?何したら勝てるんだろう…
結局、階層主と戦う必要があるならレベルは上げる必要があるんだよな。…無理だよ。…仕方ないし、この階層で一番弱いネズミモドキにしとこう。
…なんとか、勝てた。勝ててしまった。…マジックショット一発で逝ってしまった。なんか、虚しい。一番弱いネズミモドキだったけど…。できるだけ近づいて転移魔法で背後を取りヘッドショットという、闇討ちみたいな戦術だったけど…。それでも一撃はないでしょ…。
なんか、落ち込んだり、拍子抜けしたり、疲れるよ…。
取り敢えずレベルが上がった。
name 翼明人
age 16
male
level 18
体力 350
筋力 421
耐久 230
敏捷 438
魔法 401
称号
勇者
新米剣士
新米魔術師
新米鍛冶師
錬金術師
〈オリジナル〉
スキル
〈転位魔法〉 レベル2
片手剣 レベル2
短剣 レベル2
投剣 レベル1
??? レベル0
風魔法 レベル2
光魔法 レベル1
錬成 レベル1
錬金 レベル1
鑑定 Max
…レベルの上がりようが凄いことになった。一回の戦闘でこんなレベルが上がんのか。そして、勇者の力が効いてるよ。明らかにステータスの上がりようがおかしいもん。いや、ラッキーなんだけどさ。
いつの間にか光魔法なんてもんを覚えていた。レベルアップ時に増えたんだろうか。よくわからん。
ちなみにネズミモドキのステータスはこんな感じだ。
level 50
体力 305
筋力 250
耐久 180
敏捷 380
魔法 200
スキル
〈ステップアップ〉 レベル30
脚力 レベル8
逃走 レベル9
炎魔法 レベル3
オリジナル持ちで炎魔法を除いて全部が人外だった。基本的にレベル5で天才だが、6以上は化け物扱いの力らしい。人外扱いされ、神として、または悪魔として扱われると聞いている。
…最弱キャラで既にそれなんだけど。何なの、敵は全員反則キャラなの?セコくない?
まあ、それにも勝るマジックショットも既にセコいんだけど。ステータスの差さえ諸共しなかったよ。
あと、スキルレベルって最大10じゃなかったっけ?なんで30もあんの?もしかしてオリジナルに関しては数が少ないからわかってないのか?それならラッキーだ。最大はいくつなんだろな(笑)
後で知ったことだけど、このネズミはとにかく速すぎて見えなくて、見失っている間に魔法での遠距離攻撃か、蹴りをおみまいされるらしい。脚力 レベル8の蹴りは急所に当たると即死、外れても複雑骨折確実らしい。
そして、例え負けそうになっても逃走スキルを使い、逃げるらしい。脚力スキルも併用されるらしく、まず勝てないらしい。
…なんて無謀なことをしたもんだ。勝てたからいいけど。
とにかく、これならなんとかなるかもしれない。階層主と戦う上で、たぶん同じレベルにはもっていかないと勝てないだろうし、50を目安に頑張ろう!
階層主がいるであろう部屋の前に着いた。何回か戦闘をしてレベルも上がった。ステータスはこんな感じだ。
name 翼明人
age 16
male
level 51
体力 3579
筋力 4521
耐久 2950
敏捷 4952
魔法 4413
称号
勇者
天才剣士
天才魔術師
中堅鍛冶師
錬金術師
〈オリジナル〉
スキル
〈転位魔法〉 レベル5
片手剣 レベル5
短剣 レベル6
投剣 レベル4
体術 レベル5
??? レベル1
風魔法 レベル6
光魔法 レベル3
錬成 レベル3
錬金 レベル3
鑑定 Max
全てのステータスが4桁になった。1日でこれはバグだよね、普通。そして、大体のスキルが天才クラスになった。…称号にまで天才の文字がついてるよ。恥ずかし!短剣と風魔法に関しては人外だしな。
そして、体術を覚えていた。これは、空手、柔道などの武術だけでなく回避行動など、いわば身体をフルで使うもの全般のスキルってことらしい。なんでもありだなおい(笑)
あと、遂に???がレベル1になった。最後にした戦闘でレベルが上がったのだ。いや〜、どんなスキルなのか、楽しみだ。確認できるかな。
…出来たんだけど、これ、マジで?メリットが高いけど、デメリットがデケェ!…どうしよ。
それは置いといて、これくらいあればいけるかな。わかんねえけど、鑑定結果では特に問題なさそうなんだな。唯一実戦経験が少ないってことだけくらいだし、ここで経験を積みますか!
鑑定では姿まではわからないため少し楽しみだったんだが、最初の階層主は豚だった。二足歩行する豚である。…ちょっと反応に困った。豚に武器や防具をつけただけにしか見えない。弱そう…。いや、これでも階層主だしな。油断禁物か。…経験値の足しにしたいしな。…誰もいないよな。…使うか、試しに。
取り敢えず構えた。両者睨み合う。
睨んで睨んで睨んで睨んで睨んで睨んで……………………………………長いよ!
埒があかないのでこっちが先に飛び出した。豚に向かって突っ込んだ。豚が構える。ただ突っ込む。その時には既に僕でなかった。
豚は、こいつ、何も考えずにただ突っ込んでんな、と考えた。剣の間合いに入った。敵はそのまま突っ込む。豚はただ一閃、敵を斬り捨てた。ただ、そこには
何もなかった。
戸惑う豚。見渡すが何処にも何もいない。何でだ?何処だ?
いきなり後ろから衝撃がきた。後ろから斬られたようだ。後ろを振り返るがそこには何もなかった。豚は焦る。その隙をとばかりに背後を何度も斬られる。
豚は恐怖に包まれる。斬り捨てたはずの敵。見えない敵。見えないことが余計に恐怖へ繋がる。
辺りを見渡すが誰もいない。そう、誰もいない。何処だ?何処だ?何処だ?どこ
スパン
身体を縦に斬られた。何処から!?
…まさか、
豚は恐る恐る顔を上げた。そこには
そいつはいた。ただ、いつの間にか黒い服を着ていた。足は肩幅に開かれ腕はクロス。右手に短剣、左手は顔に添えて。かなり香ばしいポーズだ!
「己の力は無限なり。」
いきなり語りかけてきた。
「己の力は有限なり。何時見ぬ理を求めて我は己を糧とする。」
何なんだお前は!
「我の名は、アキト・D・メア。漆黒を纏いし闇の戦士だ。」
…ツッコむ余裕もなく豚は力尽きた。
こういうのっていいよね
昔を思い出して恥ずかしいですけど書く上では楽しいです。




