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Dangerous Ledy

作者: 崋山

肌寒い密林の中、深雪ミユキは目立たない格好で急ぐ。民間人に化けて、ある国の極秘で潜入することが必要とした。


深雪の見た目はセーラー服の似合うJK。裏の顔もないが、自国の政府からとある国に旅行を命じられた。100%裏があるのが分かる為に、役人に何を社会科見学するのか問う。政府は色んな一般人を使い、外国のスパイを命じると言う。しかし、あくまで本職を全うする善良な国民なので、裏の顔が存在しない一般人である。旅行も楽しむだけでいいとも言われる。但し、無事安全に戻って来ることが条件だと言う。つまり、一般人から見ての相手国の情勢などを確認してもらうことが、条件だ。

深雪自身、そんな責任のある旅行は避けたいと思う。しかし愛国心が強い為に、その旅行を引き受ける。しかも海外旅行は楽しみだとも感じる。ただ、懸念はある。それは、深雪が学校のマドンナであること。伸長は、162cmなので女の子としては程よい小柄な大きさだ。体重は48kgと、割りと痩せぎみである。BMWは80-57-78と男にとってはウハウハ。部活は弓道を学んでいて、集中力は並みではない。それ故、付いた異名は「恋もキューピット」だ。ナンパやラブレターなんて茶飯事。レズではないが、女子にもモテる。


深雪が旅行スパイを引き受け、スケジュールや相手国の内情、危険度、文化、土産品など調べ、泊まるところは自国の大使館だ。そして観光は相手国の城だ。近年まで、拷問が盛んだったと聴く。青年が最後に、拷問が禁止になったという。なんでも、別の国のスパイが、それを暴き暴かれた国は交易などが著しく減った。ただ建前だけで、まだ黒い噂は残っている。城以外は危険ではないとは思う。城周辺の地域はマフィアの存在も聴く。

さて、旅行準備をする。風呂道具はもちろん、着替えなどを用意する。ビザやパスポートは自分で発行手続きをする。その際、小学生の弟たちにも土産品を考える。


旅行当日、電車で2時間のところに国際空港があり、本国から飛行機で6時間で旅行先の国に訪れる。機内では簡単な現地の日常会話など覚える。わからない言語は、相手のジェスチャーで自分だったら何を伝えたいかなどで乗り切るつもりだ。そして、その国の音楽を聴くことでより分かりやすい言葉表現を感じとる。

目的の国に着くと以外と活期的だ。現地のご飯は、国の神様への感謝を込めて、食材の命の礼儀をいただく。もちろん食材への礼儀として、食材の美味しさを最大限まで生かす。まるで「いただきます」「ごちそうさまでした」を感じとるようだ。自然と体が食材への礼儀の動きになる。食べられる箇所は残さず綺麗に食べる。

こんな礼儀があるのに、国の悪い印象が感じ取れない。むしろそれほど厳しい人たちがいるのかもしれない。


次の朝、いよいよ城に入る。タンクトップにショーパンツという大胆な格好だ。城には、かつて拷問に使われたであろう。椅子、木製ベット、牢屋など確認できる。それでも立ち入り禁止区域がまだ存在するほどだ。充分な城の観光をしたので、これからは役人の眼を誤魔化して、立ち入り禁止区域に行こう。深雪の好奇心は科学者のように、胸を踊らせる。

上手いこと役人の眼を欺き立ち入り禁止区域に突入する。そこは、血生臭い。カビ…獣…いや違う。人の怨叫の臭いが残っている。しかもまだ新しい。それは、高校生でも感じる。しかも、血の気は感じられない。恐らくは、暴力的な拷問ではなかっただろう。進むにつれ、怨叫の呪いも強く感じる。好奇心が最高に達した時、布のようなもので鼻と口が塞がれる。臭いで眠らされる。

ほどなくして起きる。椅子に座っているようだ。立ち上がろうとすると、ひじ掛けのところに手首とひじが縄とガムテープで左右ともに縛られている。しかも両足も椅子の足に同じく縄とガムテープで縛られている。口も同じだ。椅子は固定されていて、椅子に深く座っているので、地面に足は浮いている。ただもがくしかない。その場にいた何人か深雪に気づいたので、なんか話しかけられる。海外の言葉で難しい言葉だが、ジェスチャーで考える。恐らくは「ナゼ、ココニハイッテキタ?オナゴヒトリデアブナイトコロニキタネ。ハハハハ。シカモチョータイプ。ハハハハ。ミッテイダナ。ハハハハ。ドウリョウリシテヤロウカ。ハハハハ。」こんな感じかな?深雪はもがくがどうにもならない状況だ。すると靴を脱がされ、危ない人たちは指で優しくなぞる。その内、足の指の隙間もなぞる。靴下をはいてる上なので、余計にくすぐったい。その内椅子の隙間から指で尻を撫でられる。今度は脇腹、胸、脇、二の腕…喉だけで笑い飛ばしてしまう。体が痙攣する。危ない人たちはそれを見越して深雪の口以外の縄とテープを外す。まるで崩れるように地面に倒れる。休む間もなく今度はなんかの台に乗せられ寝頃がされる。そこには上下に鎖の手錠が台についてあり、深雪はIの字に両手両足を拘束される。痙攣が治まる頃を見越して、またくすぐられる。そういうことを色んな拷問器具でされる。大の字に拘束されたり、両足を天に向けて吊るされたり。また深雪の若い体力もあるので、回復が早い。


何時間たっただろうか、政府の役人に見つかり保護される。危ない人たちの正体は只の現地のスラム街に住むような人たちだった。彼らには現地の警察などが対処した。

自国に戻り、政府に報告した。貧困の人たちにとっては拷問の文化はまだ終わってないと。深雪はスパイに似たような仕事に就いた。前回の強姦を忘れないため、そのときの恐怖を伝え、女性の人権をアピールした。やはり似たような強姦はよくあった。そのせいで、深雪のお腹に新しい命が宿る。誰の子かわからないが、深雪は女手一つで育てることを誓う。たとえ赤の他人と自分の子でも、命は命。罪はない。そのための経験でもあったかもしれない。

Yahoo知恵袋で話しかけて小説を依頼されました。頼んだ女の子は人物像などが全く異なると怒られるかも知れませんが、登場人物の主人公の女の子と伸長、BMW、体重、「くすぐり」だけが設定されていたので、それを主体に執筆しました。

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