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火曜日

カーテンの隙間から太陽の光がさしこみ目元が明るくなった。

「うっ・・・眩しいな」そうつぶやき上半身をおこす。

時計を見ると、まだ5時。6時に目覚ましをセットしていた。だから、まだ時間がある。もう一度布団に入り寝ようとする。だが、一度目覚めてしまったから、なかなか眠りにつけない。

『しょうがない・・・起きるか・・・。』そう思い立ち上がる。

「はぁ~」っと深いため息をつきスーツに着替え、リビングに向かう。

トーストを口にくわえながら、テレビをつけ、ニュース番組に変える。

やはり『滅亡』について語られている。そんなこと語っていても、時間の無駄だろう。と思う。ようやく始まった天気予報でも滅亡についてばかり話していて、天気予報の方は画面の右隅に小さく表示されているだけ。それならこのコーナーは必要ないだろう。

みんな『滅亡』に便乗してるな。ネットニュースでも同じ感じで、最近まで騒がれていた芸能人の熱愛報道など消え失せてしまったように感じる。

沢山騒いでいられるなんてなんて平和な世の中なんだろう。そう思ってしまう。

ボーっとしていると時間はどんどん進んでいき、いつの間にか7時半になっていた。俺が会社につかなければいけない時間まであと30分しかない。

慌てて残りのトーストを口に詰め込み、家を出る。

      なんとか会社に5分前につき仕事を始めた。

~会社終了・家~

「ふぅ~。」っと息をはく。今日も一日疲れた。こんな日の最中に滅亡してしまえばよかったのになぁと思う。だが、会社の上司から明日は休みと言われたからまぁ

いいだろう。

とりあえず風呂に入り、飯を食べることにした。

ちゃちゃっと済ませ、テレビをつけ、ぼーっとする。

深夜0時をまわり、これで火曜も終わった。

        ~滅亡まであと数時間~

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