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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
99/503

89実験と途中経過

「セーフ、勘弁してよぉ」


「いや、悪い悪い。取り敢えず瑞木、リーフと朱音を測ったら、話が明後日に飛んじまったから、素で忘れてたよ」

まぁ、その辺は僕にも責任があるけどさ。


「所でね、数値を確認するためには、サンプルがまだ足りないと思うんだよね」


「というと?」


「まず、ここにいるみんなは、僕の奥さんと、相性値が二千超えの女の子と、相性値が五十以下のバカタレと仲間の英霊の4人だよね?」


「そうだね」


「バカタレって私ですか?酷いですよ!!改善を要求します」

御影、却下だ。


「ここのサンプルはまぁ良いとして、僕からどれだけ離れたら経験値を貰えなくなるかが、全くわからないだろうから…」


「家の外の子達も測れって話かい?」

うん、そうだね。


「何人か、距離を置いて立って貰えばいいんじゃないかな?」


「うん、瑞木、そりゃ却下だね。二度手間になっちまう」

ありゃ…

ダメか。


「じゃあ、どうやって?」


「簡単さ。段々距離を離して、複数回にわけて、獲物を狩れば良いだろ?」

あぁ…

それもそうだねぇ。


「そうか、その方法ならサンプルの個体差はほぼ無いものね」


「そうだよ。納得したら、数値の読み上げ行くよ。瑞木20100。リーフ51025。朱音11251。アーサー90003でレベル60。御影2268でレベル10」

御影って結構レベル上がってるよな…


「なぁ御影。戦闘経験無さそうなのにどうやってレベルあげたんだ?」


「ふっふっふ。それは秘密です」

…。


「セーフ、教えてくれる?」


「はぁっ!!ノータイム!!ノータイムでセーフさんに聞くとか!!貴方に慈悲は無いのですか?ちょっとしたお茶目じゃ無いですか!!」

黙れ!!


「もういい」


「いや、言います。言い…」「なんだい。また脱線かい?仕方ないね。仕事だよ。仕事をする事で経験値を得られるんだ」

ふむ。

それにしても、仕事だけで二千以上の経験値を手に入れるのは大変そうだね。


「あぁ…折角の美孝さんとの会話の機会が…」

黙らっしゃい。


「具体的な仕事は何やったんだ?不動産業の括りなんだろ?」


「へ?あぁ…書類整理ですよ?ここ一年で約二千二百棟の建物の調査、履歴報告書の作成と価格や間取りのまとめをしました!!」

うわぁ。

それって、一軒で1の換算じゃん。

効率が劇悪だね。

というか、魔物の経験値が異常に高効率なだけかもしれんが…


「なぁ、正確には2268軒なのかな?」


「さぁ。結構半狂乱になってまとめてましたから…正確にはあんまり…」

ある意味凄いけど。


「優秀ではあるけど…やっぱりやる気はあんまりないんだな…」


「御影が残念なのは今に始まった事じゃないだろ?そろそろいくよ?」

あぁ、ゴメン。


「これで、経験値は把握出来たから、まず、僕の傍に集まってくれるかい?」


「どれくらい近付いたら良いでしょう?」

と言いつつ、抱きつく気満々ですね。

リーフさん…

鼻息荒くなっちゃってますよ?


「そうだね。全員抱き着きな。そうすりゃ、ゼロ距離だからね。文句は出ないだろ?」

そりゃそうか。


「ワシもか?」

うっ…


 アーサーに抱き締められる自分を想像して…

 ちょっと悲しくなったのは内緒だ。


「当たり前だろ?検証なんだから!!さっさと瑞木の背中の辺りに立ちな!!」

確かにその通りだね。

そして、背後霊チックな立ち位置だ。


「大変じゃのう…」

まぁ。


「わるいね、アーサー。」


「いや、年寄りは愚痴っぽくてイカンな。嫌な訳じゃないんじゃよ。単なる口癖じゃから心配はいらん」

ありがと…


「ぐふふっ、合法的に美孝さんに抱き着けるチャーンス!!」

こいつはぶれないというかなんというか。


「御影、そこは指定席だから遠慮しろよ…」


「えっ?誰の?」

聞くかね、こいつは…


「あそこで、お前を射殺さんばかりに、見つめてる僕の奥さんに決まってるだろ?それとも、リーフさんと争奪戦でもやらかす気かよ!?」


「はっ?どんな自殺志願者ですか?やるわけないでしょう?」

まともな脳髄ならそう判断するはずだ。


「なら、お前は左手な」


「はれ?右手は?」

…。


「答える意味がないな…リーフさんの隣が見えない訳じゃないだろ?」


「わかりました」

左手に嬉しそうに抱き着いてくる。

リーフさんの隣には、目を爛々と輝かせた朱音さんが居た。


 その後は、リーフさんが僕と抱き合う形で、朱音さんが右手に抱き着いて、定位置が確保されたらしい。

 右手の二の腕には朱音さんの柔らかい部分が包み込む様に設置されていて、時折心臓の鼓動が感じられる。

 左手は、少し小ぶりの御影の部分がせわしなく揺れている。

 そんなに、恥ずかしいならあんな宣言しないで諦めればいいのに…

 一番、危険なのは正面だ。

 リーフさんは背が高いので、抱き合うと、当然僕よりも目線が高くなる。

 約12cm位か、要するに僕の両肩にスイカが2つ押し付けられています。

 っていうか、両肩にスイカが2つ乗っていると表現した方が正確かな…

 さながら、連〇軍の赤い中距離支援機のようだというとわかって貰えるだろうか…

 つまり、身動きすると三人の柔らかい部分が、僕の生身のいろんな部分を刺激するので、身動ぎ不能である。

 幸せではあるが、リーフさんとの位置関係上、大変な危険を伴うのだ。

 因みに、僕が見上げている視線の先のリーフさんは、幸せそうに微笑んでいることを付け加えておこう。


「さぁ、これで準備は整った。瑞木、場所を伝えるから、その場所のコボルトを倒しな」

コボルトか。


「了解だよ。セーフ。当然近くに冒険者はいないよね?」


「大丈夫。半径2キロに人はいない地点だよ!!」

だよね。


「行くよ。ここから南西に直線距離で5.329キロの地点にコボルトが5頭居るよ」

了解。


「大気に遊びし風の友達よ、我に力を与えたまえ。疾駆する刃となりて、南西の森に潜む、我が敵の命を刈り取りたまえっウィンドカッター!!」


 詠唱を終えると、風の精霊が現れて消えた。

 瞳を閉じる。

 その瞬間に風の精霊が見ている景色が知覚される。

 急速に視界が下に向かって下がっていき、コボルト5頭の首が切り飛ばされて落ちた。


 その瞬間、レベルアップの音が脳内に鳴り響く。


「よしっ!!僕には経験値が入ることが確定したっ!!」

喜ぶのも束の間…

セーフの顔に驚愕の色が浮かんだ…


「瑞木、一体何があったってんだい?」


瑞木美孝18才

レベル29(16)

体力値895(150)=134250

魔力値900(150)=135000

力1026(150)=153900

知力913(150)=136950

俊敏さ895(150)=134250

器用さ902(150)=135300

幸運値934(150)=140100

魅力7237(150)=1085550

風152(150)=22800

水104(150)=15600

火103(150)=15450

土99(150)=14850

光91(150)=13650

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

相性

綱芳(340)さやか(653)恵美(595)武司(95)玲子(55)朱音(2175)メルー(72)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(2482)奈美枝(203)御影(31)

天河(53)春臣(87)君里(71)秋虎(72)アーサー(243)太陽(79)七海(71)

精霊:風(13,9)水(9,3)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(10,8)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影

天河・春臣・君里・秋虎

設定

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計算に時間がかかりました。遅くなってごめんなさい。

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