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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
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85獲物の運び方と御影の生き様

「御影さんよ…お主本当に底が浅いのぅ…お主の場合、悪女じゃなくて、頭悪女の方がお似合いなんじゃないかのぅ?それとも…演技か何かか?」

アーサー、キッツいですね。


「確かに、御影って男装してない時は本当に馬鹿ですよね。禿げれば良いのに!!」


「いやいや!!私、自分で悪女なんて、一言も言ってないですよ?言い出したのはアーサーさんでしょうが!!預かり知らぬ話で、いきなり頭悪女の称号に変更とか辛すぎます。止めてくださいよ!!しかも、美孝さん!!何故禿げろと?私、女なんですが…」


「そぅだったかのぅ…じゃあ正式に頭悪女と言う事で決定じゃな。称号審査委員会に提出しておくとしよう」

委員会?

本当にあるんですか?


「禿げて、その美少女っぷりの均衡が崩れたら、少しはマトモになるかもしれないだろ?1%位は可能性があるかもしれないじゃないか!!」


「そんな委員会聞いたこと無いですよ!!しかも、そこまでして1%ですか?2人して酷すぎます。セーフさん、リーフさん、朱音さん、そう思いませんか?」

やっぱ無いのか?

でも、御影の称号が悪女から頭悪女に変更されたけどな…

まぁ、その辺はどうでもいいんだけど。


「思わないね!!」「思いません」「自業自得と言う言葉を知らない訳じゃないだろ?」


「なっ!!!!私には…味方は1人も居ないだと?この…この私に…」

当たり前だろう!!

その、根拠の無い自信は一体何処から舞い降りるんだよ?


「今さら何を!?当たり前じゃねぇか。不真面目な奴の味方になる奴なんている訳が無いっていい加減気付けよ。本当に馬鹿だなぁ。お前、今は能力のみしか信用されてないんだぞ?悲しくないのか?」


「悲しいって言った方が良いですか?」

あぁ、悲しくないのね…


「お前…アーサーにあんなこと言われるなんて、本当に自分が最低の行動がだってことは気付こうよ…もうすでに御影の生き様なのかもしれないけど、少なくとも僕は悲しいな」


「…はい、ちょっと男装します」

早業の男装が開始される。


「さて、どっと疲れたが…先を進めるとしようかのぅ」

お疲れ様です。


「獲物の運び方だねぇ…なんかあるかい?」


「森の入口で積み替えとありましたが、行動の想定はどうなりますか?」

おっ御影、男装するとシャキッとするな。


「まずは、四台の馬車に皆で分乗して、森の奥へ。僕が獲物を誘き寄せて、一網打尽にする。この時点で二千頭分の経験値がみんなに入るから、かなり能力が確保されるはず。で、皆に森の入口に戻ってもらう間に、獲物を僕が拾って。森の入口で合流、獲物を二百頭荷馬車に載せてギルドへ、そこで皆で解体作業。戻って運ぶってことを、十回繰り返すってとこだな」


「うーん。随分効率が悪く聞こえますよ?」

マジで!?


「どの辺かな?」


「まず、ギルドで解体する理由は何ですか?森で積み込む前に出来ませんか?そうすれば、運搬と売り払いの担当以外は、森でずっと解体を続けられますよね?」

確かにそうだ!!


「よしっ!!御影の案で行こう。森で獲物を降ろして、解体した獲物から順次町に送り出し、解体は森でしよう」


「その方が効率的です。ありがとうございます」

うん。

そして、問題は…


「ギルドでの解体を想定した理由は、コボルトが寄ってくるからなんだが…戦法を変えるから、見張りを数人確保すれば問題ないし、最悪の場合は僕が魔法で排除出来る!!だから、問題なさそうだ」


「男装すると別人だねぇ」「同じ人間とは思えません」「外見的にもね」

恐るべし、仕事モード。


「えへへ」

そして、コイツの真実を知っているからこそ、寂しさが込み上げるなぁ…

なんで、人格的に残念なんだろうな。


「運び方については、これ位でどうじゃ?いい議論が出来たと思うが…」


「特に無いようだから、次にうつって良いんじゃないかい」


「では、解体についてじゃ、どうかの?」


「解体については、御影さんが言った通り、初回はもう結論が出ていますね」


「そうだねぇ。森の入口で、全員参加で解体だね。解体スキルを持ってない奴には解体中級を渡してやれば良いだろうさ…」

そうだね。

でも…


「全員には解体スキルを渡すことは出来ないですね…」


「あら、何故なのでしょう?」


「奴隷スキルは、1人につき一種類しか渡せません。ということは、索敵担当には範囲観測を渡すので…渡す余地がないんですよ」


「確かに、範囲観測を怠るわけにはいかないからねぇ。仕方ないか」

解体の八倍補正が使えないのは痛いけどね!!


「自分でものにしてスキルを身に付けるしかないか…」

あれ?

朱音さんは解体のスキルを持ってますよね?


「あれ?朱音さんって解体のスキル、既に中級ですよ」


「えっ?そうなの?」

わからないのか…


「はいそうですね。だから、問題になるのは、たぶん御影だけですね」


「ほえ。私ですか?」


「そうだよ。解体ってなれると結構楽しいんだけど、最初は刃の当て方とか難しくてさ、結構悩むんだよね。解体の中級を渡してやれると、そのあたりの知識をスキルが補ってくれるから最初から楽しく作業してもらえるはずなんだけどさ。御影には範囲観測を渡すから無理なのだよ」


「ほえほえ。ならば、解体をしないという選択肢は?」

それ、下手すると御影が恨みを買うだろうが。


「ないな。そんな無意味な特別扱いは誰も幸せにならないさ」

恨んだ相手にも、嬉しい結果は待っていない。


「スキル無しで頑張りな。スキルそのものは、10頭も解体すれば初級が手に入るはずさ。相性値が10になれば良いんだからね。ただし、真剣に、まじめに取り組むことが第1条件だがね」

セーフ、それって御影に一番難しそうな依頼じゃないの?


「うー。前向きに善処します」

また、政治家が口にするようなことを…

大丈夫かねぇ。


「解体は慣れれば本当に楽しくなるからのう、まじめに精進するんじゃぞ」

アーサー。

やっぱり、気にかけてはいるんだよね。


「しかし、まずは、全員のスキルを確認した方が良さそうですね!!」

基本だけど大切だよね。

リーフさん。


「そうだねえ。効率良く作業するなら必要だろうね」

せっかくだからね。


「出来ることなら、スキルを活かせる働き方を検討したいですね」


瑞木美孝18才

レベル28(16)

体力値215(150)=32250

魔力値219(150)=32850

力339(150)=50850

知力231(150)=34650

俊敏さ214(150)=32100

器用さ220(150)=33000

幸運値250(150)=37500

魅力437(150)=65550

風10(150)=1500

水10(150)=1500

火10(150)=1500

土10(150)=1500

光10(150)=1500

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

相性

綱芳(340)さやか(653)恵美(595)武司(95)玲子(55)朱音(2032)メルー(72)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(2325)奈美枝(203)御影(17)

天河(53)春臣(87)君里(71)秋虎(72)アーサー(229)太陽(79)七海(71)

精霊:風(13,3)水(9,3)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(10,8)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影

天河・春臣・君里・秋虎

設定

一部非表示

遅くなりました。

楽しんで貰えれば幸いです。

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