表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
93/503

83リーフと理性

「こらこら、リーフの嬢ちゃん。いい加減にせんかい。周りに迷惑をかけるのは感心せんなぁ。いい加減にしとかんと勇者の称号が亭主についちまうんじゃないか?」

マジで?


「あぁ…確かに下手すると起こりえる話だね…」

セーフ、称号がついたら勇者魔法使えるかな?


「んん、んんんん、んんんん」

話そうとしたが、リーフさんが唇を離してくれないので、言葉として発声出来なかった…


 リーフさんは、既に口付けに夢中になってしまったらしく、僕の声すら聞こえていないらしい。

 既にスープを供給してないのに、抱き締めながら、唇を貪ることを止めようとしない…

 うーん。

 困ったな…

 そんなことを考えているうちに、僕からの反応が少なくなったので、リーフさんが我に帰ったらしい。

 段々と、口付けの動きが優しくなっていき、ついに止まった。


「満足できましたか?」

唇をずらしながら聞いてみる。


「口付けについては、満足しました…」

最後は消え入りそうに、恥ずかしさで真っ赤になった元騎士団長は、恥じらった。

ん?

何については満足してないのかな?


「な…な…なんて事を言い出してるんですか!?恥ずかしくないんですか!!」

御影は、何を慌ててるんだ?


「だって…」

更に真っ赤になったリーフさんは、顔を隠してしまった。


「リーフ様、着替えに行きましょ?」

朱音さんが浴室に連れていく。


「朱音、ありがと」


「うん。ねぇ、美孝さん、リーフ様のローブの着替えを出してくれる?」

いいけど…

大きめのはないから、僕のサイズだよ?


「はい」

ローブをわたす。


「ありがと、このローブは洗って返すよ」

さっきのローブを持って言われた。

いや、必要ないよ?


「借りるよ」


「あっ!!」

朱音さん?

何でそんなに慌てるのさ?


「すぐに綺麗になるからさ」


 リーフさんの着ていたローブを一旦収納して、取り出す。

 新品同然に綺麗になったローブが手の中に現れたので、朱音さんに渡した。


「あっ、ありがとうございます」

いえいえ。


「瑞木、ちょっと来な。」

何さ、セーフ。

小声で…


「収納の性質上いつか気付くからね。さっさと言っとくよ。馬鹿なことしたね…」

意味がわかりません?


「何言ってるの?」


「ローブの汚れって奴を確認してみな。わかるから」

ローブを取り出して残っている液体に、意識を向ける。

その名前が表示された。


 確認してわかった。

 これ、アカン奴や!!

 僕が知ってる事をリーフさんがわかったら、多分叫んじゃう位恥ずかしい奴だ!!

 という事は、満足できなかったのは…

 コレって、気付かなかった自分が恥ずかしいな!!


「ど、どうしようか?どうしたら良いと思う?」


「取り敢えずは気付かなかった振りだろ!!」

でも。


「リーフさんが収納を使ったらわかるよ?」


「諦めな」

そ、そんなぁ。


「その時はもう勇者だろ?勇気を出して、説明してやるんだね!!」

それ、勇者と違いませんか?

何か別のものだよね!!


 そうこうする内にリーフさんが、着替えて浴室から出てきた。

 さっきまでの事が恥ずかしいらしく、もじもじしている。

 やっぱりこの人、可愛いよ、間違いない!!

 異論?

 僕に聞こえないところでほざくなら好きにしろ!!

 聞こえるところで言いやがるなら…

 戦争だ!!

 朝までだって、リーフさんの魅力を語ってねじ伏せてやるぜ!!


「先ほどは、我を忘れてしまってごめんなさい。新しいローブまで用意してもらって、ありがとうございます」

いや、それは洗っただけで、同じものです。

って言ったらエライ事になるよな。


「いえいえ、僕もアーサーの声がかかるまで、同じでしたから…2人で反省しましょう」


「はれ?それって、同じものですよね?リーフさんの恥ずかしいアレを一瞬で洗っちゃったのは…やっぱり魔法ですか?」

コ、コイツ!!

御影めぇ…

人の苦労を…

っていうか。

みんなの苦労を!!

一瞬で瓦解させやがった!!

しかも、悪気が無いところが一番酷い!!


「はぅっ!!」

リーフさんは赤くなって、顔を隠して、座り込んだ。


 あぁ、こんな時になんだけど…

 この人、可愛いなぁ。


瑞木美孝18才

レベル28(16)

体力値215(150)=32250

魔力値219(150)=32850

力339(150)=50850

知力231(150)=34650

俊敏さ214(150)=32100

器用さ220(150)=33000

幸運値250(150)=37500

魅力437(150)=65550

風10(150)=1500

水10(150)=1500

火10(150)=1500

土10(150)=1500

光10(150)=1500

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

相性

綱芳(340)さやか(653)恵美(595)武司(95)玲子(55)朱音(1993)メルー(72)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(2269)奈美枝(203)御影(1)

天河(53)春臣(87)君里(71)秋虎(72)アーサー(226)太陽(79)七海(71)

精霊:風(13,1)水(9,3)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(10,8)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影

天河・春臣・君里・秋虎

設定

一部非表示

楽しんで頂ければ幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ