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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
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80春臣と白鴎号

「春臣!!いい加減に正気を取り戻しな!!時間が勿体ないよ」

ちょっとキツ過ぎたよね。

春臣さんはあれから、五分経っても再起動しない。

回路が色々焼き切れてるのかな?


「春臣さん、春臣さん!!起きて下さい。荷馬車の手配をお願いします。一緒に魔物を倒しに行きましょう!!リーフさんや朱音さんと一緒に燈佳さんを助けましょう!!」


「副…長……を?」

おっ、反応が!?

この方向なら起動できるか?

朱音さん、行ってください。

目配せを朱音さんに送る。


「おぅ!!姉ちゃんを王城から救いだし、甦らせて貰うんだ!!春臣も手伝ってくれるだろ?」

朱音さん、拘りますね。


「副長が…甦…る、だと?甦るのか?本当に!?嘘じゃないだろうな!!」

おっ。

力入ってるね?

いきなりどうした!?


「勿論ですよ。馬車の手配は、その為の準備でもあるんですからね。今、燈佳さんは王城の奥深くに遺体となって安置されている。上手く王を説得出来れば、リーフさんの足を治してくれた勇者に、燈佳さんを甦らせて貰えますからね」


「リーフ様の足も勇者の仕事でしたか!!ならば、その話も頷けます。まずは荷馬車を手配すれば良いのですよね?何台必要ですか?たとえ、この、ラード中のもの全てでもかき集めてみせますよ」

再起動終了。

良かった。


「そんなには要りません。取り敢えず四台あれば良いでしょう」


「四台ですね。用途はなんでしょう?」


「討伐した魔物を載せたいんです」


「数は?一度に載せる数はどれくらいを考えてますか?」


「50体載ると楽ですね。ただ、特異体を載せる事になるので、ジャイアントオークヘビーで50体載ると嬉しいな」


「そんなに重量がある荷物だと辛いですね。でも、そんな数の特異体なんて…倒せるわけないでしょう」

いいや。


「デカイだけなら、たぶん楽勝ですよ。っていうか。元騎士団の人達ならば、今すぐにでも一対一でなら充分渡り合えるでしょうね」


「えぇっ!!そんな!!」


「騎士団の戦いは効率が良くないんですよ…」


「どういう意味ですか?」


「馬に乗っている事です。降りた方が強いですよ。全員が…ですね」


「そんなぁ…」

もしかして、馬好き?

あっ、称号に馬を愛する男がある。

そこまで?


「馬が好きな春臣さんには申し訳ないですが、六ヶ月前の時点で、騎士団の皆さんはほとんどが、馬より早く走れたはずです。だから、縦横無尽に攻撃できる徒歩の方がより効率的に敵を倒せましたよ。ホントなら投擲で倒す方が更に効率的ですが…」


「はぁ?」

信じられないかな?


「そして、今の皆さんには、十倍補正がかかってますから、馬なんて、全然余裕で追い抜けますよ」


「じゃあ、何故荷馬車が要るんですか?」

いや、荷馬車は用途が違うでしょ?


「人力は運搬には向かないので荷馬車がほしいんです。倒した獲物を運びたいですよね?」


「あぁ…そうですよね」

どうしたのさ。


「一台いくらになりますか?」


「そうですね。運搬重量を重視されるなら、ゴツい馬とゴツい荷車の組み合わせになるでしょう。価格は大体一台10万ラードです。因みに、種別としては北海種と言いますよ。瞳が大きくてかわいいんですよ。コレが!!」

高いな…


「ふむ。結構な値段しますね。普通の馬に普通の荷車なら?既製品があるんですかね?できるだけ早く買い入れたいんですが…」


「そりゃあ、北海種はあまり数がいない種ですからね。でも、四台なら馬はいますから、荷車の作成期間で、買えますよ?大体1ヶ月ですね。普通の馬に荷車なら、二台は今日手配すれば、明日に手に入りますね」

普通の方がいいか。


「普通の馬に荷車なら価格は?」


「四台で10万ラード位ですね」

ゴツい奴高いな!!


「じゃあそれで、四台を手配してください」


「わかりました。二台は明日到着で手配できるはずです。残りも明後日到着で行けると思いますよ」

早いな。


「もしかしたら、追加するかもしれないですが…何台まで買えますか?」


「馬が随分あぶれてますからね…荷車の作成が出来さえすれば、十台程度でも大丈夫ですよ。だから、在庫があれば交渉次第で四台とも明日入る可能性はあります。現金一括払いとか」

ふむ。


「全く問題ない。その方向で手配を頼みます。早さ重視で交渉してください。奴隷スキルの交渉も渡しますから、頑張ってくださいね!!」


「はいっ。あっ今、奴隷スキル交渉上級を手に入れたって言うアナウンスが!!頭の中に…」


「ちなみに値下げ交渉は?」


「出来ない事はないですが、止めた方が懸命です。変な馬を掴ませられるのが落ちですね」

生き物は見た目じゃわからないものね。


「そりゃ定価で買った方がいいですね」


「でしょう?」


「そうですね。交渉は午前中の内に終わらせて戻ってきてくださいね。皆で風呂とメシにしますから、ここに11時でどうです?」


「わかりました。10時までには戻れるつもりです。」


「じゃあ、10万ラードです。よろしく。因みに馬で手配に行くより、走った方が早いですよ」


「例え…たとえそうだとしても、今は急いでいないんです!馬を否定しないで!!私の白鴎号を否定しないで下さい!!」

まぁ馬を愛してる人だしね。


「あっ…どうぞご自由に」


瑞木美孝18才

レベル28(16)

体力値215(150)=32250

魔力値219(150)=32850

力339(150)=50850

知力231(150)=34650

俊敏さ214(150)=32100

器用さ220(150)=33000

幸運値250(150)=37500

魅力437(150)=65550

風10(150)=1500

水10(150)=1500

火10(150)=1500

土10(150)=1500

光10(150)=1500

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

相性

綱芳(340)さやか(653)恵美(595)武司(95)玲子(55)朱音(1732)メルー(72)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(1801)奈美枝(203)御影(51)

天河(53)春臣(86)君里(71)秋虎(72)アーサー(219)太陽(79)七海(71)

精霊:風(12,8)水(9,3)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(10,8)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影

天河・春臣・君里・秋虎

設定

一部非表示

日付が変わってしまいました。

すみません。

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