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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
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77御影と暗黒の深淵

「御影、とりあえず女の子だけ呼ぶからな」


「はい。じゃあ男装しますね」

違うだろ。


「頭が沸いてんのか?御影を紹介するってのに、なんで男装するんだよ」


「良いんですか?ホントに?こんな美少女と2人きりで話してた事がわかったら絶対ギクシャクしますよ?」

自分で美少女とか…

もういいよ。


「あのな、後からバレた方がよっぽど酷いことになるじゃねえか。さっき風呂の話しただろ?」


「あっ、そうでしたね」

さっきまでの鋭い質問をしていた忠康は何処に行ったのか…


「男装してる時にくらべて能力が随分違わないか?」


「あぁ、それはですね。仕事モードだからですよ。安心してください。男装中は戻りますから!!」

それって男装してないとバカって事と同義に聞こえるんだが…


「少しそのまま待ってな」


「はい」

ドアを開けて、セーフを呼ぶ。


「セーフ、女の子だけ中に入れてよ」


「はいよ。リーフ、朱音、中にいくよ」


「はい」「ほい」


 入ってきて、三人の目が見開かれる。

 だだし、セーフだけは、どうやら忠康が男装を解いた事に気付いている様子だ。


「忠康さんは何処に行ったんですか?この方は一体何なんでしょうか?」「忠康の奴なんで居ないの?」

2人とも殺気を纏い始めてるから早く説明しないとな…


「まずは、そこに立ってないで、中に入ってください。すぐ説明しますから!!」


「さ、早いとこ入るよ!!」

セーフ、ありがとう。


「ありがと、セーフ。入ったら扉を閉めてね。あまり漏らしたくない話だ」


「…わかりました」「…ん」


 セーフを先頭に、廊下から入ってきて、朱音さんが後ろ手で扉をしめる。


「この子が、忠康さんの正体さ!!さっきの忠康さんの中身だよ。だから、浮気とかじゃないから、その殺気を何とかしてよ!!」


「あら、失礼しました。てっきり…」

リーフさん、てっきり何かな?

非常に気になるよ…


「はぁ?アイツが不動産屋で働いてる時から知ってるけど…女だった事はないよ?騙されてない?」

あら、朱音さんの警戒体制が解かれないな…


「御影、忠康のメイクを今すぐにしてくれ!!」


「まぁ、こうなりそうだと思ってましたけどね」

ほう…

なら、先に言って欲しいもんだな。


「どれ位かかる?」


「3分もかからないですよ」

あぁ、良かった。

と言う間にどんどんマスクが顔の上に貼られて、忠康の顔が出来上がっていく。


「はい、出来上がり」


「おぅ、スマンな。ありがとよ」


「…おぉ、礼を言って貰えた!このまま、邪険にされるかと思ったのに…」

おいおい!


「僕をなんだと思ってるのさ。ちゃんと男装を解いた時も失礼な事言ってごめんって謝ったろうが!!」


「だって、一番好みじゃないって言ってましたよね?」

男装で言われると、当たり前だと怒鳴りたくなるが、抑えた。


「あのな…あれはあくまで、御影が口説きますかとか聞いてくるから、答えた言葉だろ?僕は仕事に好みを持ち込むつもりはねぇよ!!」


「と言いますと?」

あぁん?

あぁ、確認か。


「真面目に仕事してる限りは普通の協力者と同じ扱いだ。当たり前だろ?言葉遣いは直す気無いけどな!!」


「そうですか、ありがとうございます。ご無礼の段は平にご容赦を…」

急に殊勝になったね。


「ふぅ。これでわかったかな?石川御影が本名の女の子で、御影石忠康が仕事用の男装なんだってさ。貼り付けたマスクを、魔法で形態変化することで、この質感が出せるらしい。」


「さっきの可愛い子がコレになるってのかい?目の前で見てなきゃ信じられないねぇ」

だよな。


「コレからアレが出てきた時はビックリしたからね。因みに、襲われない様に男装してるんだって。大変だよね」


「そうですか。説明は理解できました。しかし、美孝さんが御影さんを呼び捨てにし、親しげに話し掛ける理由がわかりません!!」

親しくない!

親しくないよ、リーフさん!!

むしろ、逆だよ!!


「…待ってください!!親しくないです。単にこのバカが性格最悪な女で!なおかつ、協力者の事を奴隷と呼び、しかも悪びれなかったから蔑みを込めてるだけですよ」


「あぁっ!!さっき普通の協力者と同じ扱いだって言ったばかりなのに!!」

馬鹿者め!!


「アホか!!扱いは同じって言っただけだ。言葉遣いまで戻したら、すぐに調子に乗りやがるだろ!!それを未然に防ぐための措置だ。悔しかったら、その最低な性格を矯正してから出直すんだな」


「「「最低って?」」」


「あっ言わないで下さいよぅ」

自業自得だ、諦めろ!!


「あぁ、コイツね、能力はあるくせに、自分の利益にならないと極力手を抜くし、自分の可愛さに自惚れて周りの特に男を蔑んでるから、少なくとも僕にとっては最低な性格としか表現出来ない!!だから、他意は無いんで、気にしなくて良いですよ?」


「はぁ…ふーん」

あれ?リーフさん?

「へぇ…良い度胸だね」

ん?朱音さん?

「バカな奴だねえ」

セーフまで…


「一体どうしたんです?」


「ひええっ!!」

顔をひきつらせて御影が後ずさる。


「「ちょっと、こっちに来て貰います。お話しましょう。」」

2人で御影の首根っこを引っ掴んで浴室に消えた。


「セーフ?一体…」


「さっき言ってたろう?お・は・な・し・だよ」


「えっと…本当に?」


「知らなくて良い事を知ろうとすると、自分にも被害が及ぶかもしれない事を、知ってもなお…知りたいのかい?」


「いいえ!!遠慮します」

暗黒の深淵は謎のままで結構です。


瑞木美孝18才

レベル28(16)

体力値215(150)=32250

魔力値219(150)=32850

力339(150)=50850

知力231(150)=34650

俊敏さ214(150)=32100

器用さ220(150)=33000

幸運値250(150)=37500

魅力437(150)=65550

風10(150)=1500

水10(150)=1500

火10(150)=1500

土10(150)=1500

光10(150)=1500

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

相性

綱芳(340)さやか(653)恵美(595)武司(95)玲子(55)朱音(1695)メルー(72)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(1698)奈美枝(203)御影(36)

天河(53)春臣(73)君里(71)秋虎(72)アーサー(208)太陽(79)七海(71)

精霊:風(12,5)水(9,3)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(10,8)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影

天河・春臣・君里・秋虎

設定

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いかがでしょうか?

また明日お会いできれば幸いです。

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