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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
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76美少女とお仕置き

「御影、言っとくけど外ならともかく、普段からの男装は無理だからな。女の子として生活しなよ?」


「えっ?何でですか?襲われたら困るから、引き続き男装予定ですよ?」

あー。

とりあえず無理だな。


「基本的に、僕が風呂をおごるからだよ!!男女で別れて入って貰うからさ。流石に一人ずつ入ってもらうほどの時間的余裕はない!!」


「えーっ!!いいですよ。お風呂は魅力的ですが、遠慮しときます」

駄目だね!!


「許しません。女の子が汚くしてちゃダメです。病気になったらどうするのさ!!言っとくけど、毎日一回は入って貰うんだから、毎回断ってたら不自然でしょうが!!」


「はぁ!?奴隷を毎日風呂に入れるんですか?っていうか、騎士団壊滅以前でも風呂に毎日入ってる奴なんて金持ちしかいなかったんですよ?確かにあれだけお金があれば、気にならないかもしれませんが…」

てめぇ、わかってないな!!


 素早く背後に回り込み、両のこめかみに拳を当てる。

 そして、そのまま優しく両拳に力を込めていく。


「痛い痛い。止めて!!止めてください!!痛いって言ってますよ?やーっ!!」

自業自得だ!!


「協力者だと言っているだろうが!!奴隷って言うんじゃねぇよ!!」

少し力を弱めて告げてやった。


「わかりました。ごめんなさい。もう言いません。協力者ですね、協・力・者」

そうだよ。

全く。


「全く直す気無かっただろ?次は、もう少しキツくいくからな?覚悟しとけよ?」

こちとら、超鑑定のお陰で考えてる事解るんだからな?

適当な事やってやがると許さねぇぞ。

元の位置に戻って、目線を合わせて話をする。


「わかりました。反省します。でも、滅茶苦茶お金かかりますよ?」

心配無用だ。


「心配するな。つてがあってな。二十人ずつは入れる風呂が借りれるんだよ。お湯は自分で張れるから、薪も水道も気にしなくていいしな!!」


「何ですか?その高スペック!!自分でってことは魔法ですよね?普通に考えると、一端に水魔法と火魔法を使えれば、一人分なら何とかって話ですよ?ドンだけ規格外なんですか?」

君にも出来るけどな。

十倍補正ついてるからさ。


「まぁ、そういう訳で風呂は、女性として女の子達と入ってよね。もちろん身内である協力者にも、倫理は守って貰うから、バレても心配はしないで良い。万が一の時は、僕が背後に現れるしね」


「仕方ないですね。男と入浴は勘弁ですし…」

だよな。


「でもさ、御影って凄く気にしてるけど、今の見た目は完全に男だよな?失礼を承知で言うけど、襲われないと思うんだが?」


「ホントは、旦那になる人にしか見せないつもりだったんですがね…仕事に生きる予定だったので」

と言いつつ、カツラを取り、顔に張り付けたマスクを取り始めた。


 マスクの下からは、今までとは、うって変わって美少女が姿を現した。


 ハッキリ言う、好みじゃない。


 僕の好みは、すべからく眼に力の宿った厳しめな眼差しのお姉さんタイプなんだよね。

 セーフもリーフさんもさやかさんも恵美さんも朱音さんですら、そのタイプだったんだよ。


 対して、彼女は正統派の可愛らしいお嬢さんだった。

 カツラに入っていた長い髪を取り出すと、ストンと垂らす。

 青く艶やかな髪は腰まで真っ直ぐに伸びている。

 白磁の様な透き通る肌に大きな二重の瞳が溢れそうだ。

 慎ましやかな唇も可憐で触れたら砕けて消えてしまいそうに儚い。


 僕は全く食指が動かないけど、世間的には美少女だ。

 間違いない。


「失礼しました。こんな方法で顔を変えているとは思わなかった。申し訳ない。そして、確かに他の男の前では引き続き男装の方が良さそうだね」


「ふふん。前言を撤回して口説きますか?考えてあげても良いですよ?」

結構です…


「いらん。好みじゃない」


「またまたー。ホントは後悔してるんじゃないんですか?」

いいえ。


「いいえ、結構です」


「その…凄く…普通の…返しは…本気なんですか?」

当然だ。


「もちろん」


「…えっ?何でですか?」

最初に言ったよ。


「本当に好みじゃないの!!でも、確かに一線をかくす美しさはわかったからさ。男装しとけよ」


「…泣きますよ?私の素顔を見た男の人にそんな事を言われたのは初めてです」

そうかい。


「泣きたければどうぞ。泣きながらで良いから話を進めてくれよ」


「わかりました進めます。因みに誰にでも丁寧語な美孝さんが、何故、私には呼び捨てで、丁寧語じゃあないんですか?」

涙をこぼしながら話し出した。


「お前な、僕の協力者を奴隷呼ばわりしたのを忘れたのか?だからだよ。しかも、反省してねえし」


「わ、わかるんですか?」

まぁね。

視線をあわせなきゃいけないけどな。


「聞こえなかったのか?言ったままの意味だよ」


「と、言うことは…私が金勘定以外は適当しようと考えてたことも…」

あぁ。


「男を全員見下してることすらもわかってるっての!!さっきのも、ワザと泣いたよな…お前。僕の一番嫌いなタイプなんだよ。見た目だけじゃなく…特に特に特に性格がな。まぁ能力は高いから、使ってあげるけど…不正をしたり、手を抜いたらわかってるかな?」


「お…お仕置きですね?」

だけじゃないぜ。


「お仕置きだけじゃないな。寝て貰うさ。10年な!!」


「嫌ですっ!!それって年取りますよね?」

あぁ。


「そうさ、腹は減らないけどな。年はとる」

コールドスリープに近いから嘘だけど。


「誠心誠意働きます!!」

やっと、必死になったね。


「そうしてよ。真面目にやってれば、何を思ってても文句は言わないから!!僕を含めた他人に危害が加わらない限りはね…」


「はいっ!!わかりました!!」

全く…

こんな方法で脅さなきゃならないなんて…

ストレス溜まるっ!!



瑞木美孝18才

レベル28(16)

体力値215(150)=32250

魔力値219(150)=32850

力339(150)=50850

知力231(150)=34650

俊敏さ214(150)=32100

器用さ220(150)=33000

幸運値250(150)=37500

魅力437(150)=65550

風10(150)=1500

水10(150)=1500

火10(150)=1500

土10(150)=1500

光10(150)=1500

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

相性

綱芳(340)さやか(653)恵美(595)武司(95)玲子(55)朱音(1645)メルー(72)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(1648)奈美枝(203)御影(26)

天河(53)春臣(73)君里(71)秋虎(72)アーサー(208)太陽(79)七海(71)

精霊:風(12,4)水(9,3)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(10,8)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・御影

天河・春臣・君里・秋虎

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また、明日お会いできれば幸いです。

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