表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
85/503

75御影と家

H27.3.21御影の奴隷値関係を修正。

 ビスッと音がして、空中に契約書が表れ、杭で留められた。

 奴隷契約書と銘打たれている。

 主人欄に瑞木美孝、奴隷欄に石川御影と署名が刻まれた。

 雇用条件欄には、三食と労働に対する代価の支払いを保証する事となっていて、奴隷は真摯に働く事と記載がある。

 また、期間はラード王国の交易が回復し、治安が回復するまでとあり、満たされなかった場合は双方話し合いのもと、奴隷契約の解除が可能と記載されている。

 ただし、治安回復後も奴隷が希望すれば、契約の延長も可能だが、その際は、契約内容を見直して合意する事を条件とすると注意書きがある。

 なお、雇用条件を履行する限りは治安回復後も、主人が特に希望すれば同一条件での雇用も可能であるとされており、この規定は、代替えの人材の確保が困難な場合の短期間の延長と、情報漏えいの防止にのみ適応されるものとするという項目がある。

 また、特記事項として、奴隷に関する情報について、他者に伝達の恐れがある行動には制限がかかることとしている。

ポーン【瑞木美孝の奴隷に石川御影が加わった】


「はい、これで契約完了。これからもよろしくね」


「えっ?えぇっ!?契約ってなんでしたか?」

何を今更。


「奴隷契約ですよ。さっき同意したじゃないですか…しかも、契約書に署名されたってことは、忠康さんも同意したでしょう?心の中で」


「確かに、石にかじりついてでも独立資金を手に入れるつもりで、ハイと言いましたが…」


「だから、奴隷になって貰いましたよ」


「マジですか?それって夜の相手もしなきゃいけませんよね?」

馬鹿野郎!!


「待て!!要らねえよバカ!!そんな趣味無えっつーの!!」


「は?あー良かった。嘘じゃないですよね?」


「当たり前ですよ!!そんな事は私が許しません。美孝さんは私のです。男なんかにあげませんからね!!」

リーフさん?

僕の前に出てまで威嚇しなくても!!


「私に手を出さずに男に手を出すなんて事、無いに決まってるでしょ。まずは、リーフ様と私を蹂躙する事に忙しいんだから!!」

朱音さん…

蹂躙って何ですか?

もう少し言葉を選びませんか?


「はいはい、僕には可愛い嫁さんと嫁さん候補がいますから、忠康さんの貞操は要りません。っていうか。要るかバカ!!二度とそういう提示はするな!!これは命令だ」


「はいっ!!良かった」

って言うか、男の格好をして言うんじゃねえ。

中身が女の子でも、僕に変な噂が立つじゃないか!!


「協力者になってくれって頼んでる時点で察して欲しいですよ」


「まぁ、確認ですよ、確認。新婚の瑞木さんにそんな趣味があるとは全く思ってなかったですが…万が一はありますから」

ねえよ!!


「僕に限っては無いっての!!既に嫁さんがいるでしょうが!!」


「確認するまでは、確定じゃないですよ。確認は大切です」

まぁ、そうだけれども。


「はいはい。でね、なんで奴隷契約をわざわざ結んだかの説明に入りたいけど…良いですか?」


「是非、この世界全体で忌避されている奴隷をわざわざ使うんですから…凄い理由があるんでしょ?」


 もちろんと前置きをして、奴隷の意味とその恩恵をかいつまんで話す。

 当然、僕は協力者の安全を守りたい事と、能力の面から、契約をしてるだけで、酷い事をするつもりが無い事も明言した。

 その後に、義務とペナルティーをしっかり話す。


「ふむ。話は理解できました。でも2つだけ疑問点を解消しても良いですか?」

なんだろ?


「どうぞ」


「1つは、この奴隷に関する情報が漏れた場合、社会秩序が崩壊しますが、セキュリティは大丈夫ですか?金だけ稼げても安定しない世界ではなんの意味もありません」

ふむ。

ちゃんとわかってるな。


「もう1つは…やりたい放題じゃないですか!!なんで、そんなに禁欲的なんですか?もし、自分なら欲望に抗える気がしませんよ?奴隷の女の子全員と関係します。そして…それは許されてるんでしょ?」

はぁ、随分ぶっちゃけたね。

女の子の身でこれを聞くって事は…


「まず、セキュリティに関しては悪くないと思いますよ?さっきも伝えたマイナスの加護で抑制効果は高いでしょう?」


「確かに抑制効果は高いですが…起きてしまったら?いつ誰が誰と何処で話したかわからなければ情報の拡散を防げませんよ?」

優秀だね、この子。


「大丈夫。マイナスの加護は自動につきますし、その瞬間に、僕が知覚出来ますから捕えます」


「どうやって?」


「こうやって。」

一瞬で忠康さんの背後に回り、首筋に短剣の刃を当てる。

朱音さんは抱き着いていたので、仕方ないから左腕一本で、落ちないように抱えあげての移動である。

リーフさんと目が合い、何故、朱音だけ抱えてくのよと訴えられた。


「えっと…早すぎて見えませんでした…」

リーフさんの三倍は伊達じゃないからね。


「実は他にも奥の手もあるから、逃げられる事はないよ」

召喚魔法の事は、とりあえず知る必要のないことだよね。


「そうですか…じゃあ、かなりセキュリティの面では良いでしょう。見つけたら死の制裁ですよね?」

嫌だな。


「ううん。寝てもらうよ。十年程ね」


「なんでそんなに面倒臭い事を?起きたらどうします?」


「殺しは嫌だ。極力したくない。だから寝てもらう。僕以外には起こせないから大丈夫さ」


「目が覚めたら十年たってるって事ですか…諦めますかね?」

どうかな…


「その頃までには世界を変えていたいね。奴隷を使わなくても、まともに生活できる世界にね」


「まぁ、頑張ってください。私は、この腕一本で世の中を渡っていく予定ですから、そういう世界は好ましいです」


「ま、出来てなけりゃもう一度寝てもらうさ」


「それなら完璧ですかね」


「セーフ、もう1つの答えの前に、皆に席を外して貰いたい。セーフにも…だ」


「仕方ないねぇ。リーフ、朱音、アーサー、春臣、廊下に出るよ。来な」


「えーっ」「聞きたいー」「はい」「おう」

口々に返事が返ってくる。

「黙りな!!リーフに、朱音!!さっさと来るんだよ」

セーフ、スマンね。


「いきなり何ですか?」

仕方ないでしょ。


「石川御影さん。なんで男装?理由如何によっては直ぐ人を戻すんだけど?」


「バレバレですか…簡単です。襲われない為ですよ」

だよね。


「じゃ、戻ってきてもらうかな。で、君の事は女の子扱いするから宜しく」


「待ってください。それって私なんかには興味無いって事ですね?」

そうかな。


「まぁね。君の質問の答えにもなるけど、僕は女の子に無理矢理言う事を聞かせる事に、欠片も魅力を感じない。だから、好きだって言ってくれるまで仲良くならなきゃ、嫌なんだよ。僕が…ね。そういう意味で、僕自身が許さないよ。協力者の女の子と無理矢理な関係を作ることを…ね」


「じゃあ、私にも可能性があるというように聞こえますが?」


「だからさ。君の能力はともかく、女性としての魅力については、考えてない。だって、リーフさんと結婚したのは今日だよ。余所見なんかしてる余裕があるもんか!!可能性がゼロとは言わないけど、現段階ではゼロと言い切ってやるよ!!」


「朱音さんがいるじゃない?」

馬鹿者。


「あれは迫られてるんだよ。僕が能動的に動いてるわけじゃない。無下になんか出来ないじゃないか」


「屋敷は何人で棲むのかな?」

えっとね。

僕とセーフとリーフさんと朱音さん、さやかさん、恵美さんで、余裕をみるから…


「八人が暮らせる家だね」


「へー、お盛んですね!!」


「あぁ、そうだよ。悪かったな!!最大値にしとかないと後で困るじゃないか!!あくまで可能性を考えてフォローしてるだけだよ」


「寮は?」


「百人の収容を予定して欲しい」


「お人好しですね。わかりました」


「うるさいな。あと、基本的に個室の寮を探しなよ?」


「凄く割高ですが?」


「うちは女の子もいるんだから、雑魚寝なんて駄目だよ!!最低でも大部屋でいくつかに別れて生活できないと許容出来ない」


「奴隷に対して優しすぎでは?」


「黙れ!!ウチの仲間は奴隷契約をしてはいるが、仲間で協力者だ!!口を慎んで貰おう!!」


「拘るんですね」


「もちろん!!御影さんも協力者なんだから!!胸を張ってよ」


「はいはい。ありがとうございます」


瑞木美孝18才

レベル28(16)

体力値215(150)=32250

魔力値219(150)=32850

力339(150)=50850

知力231(150)=34650

俊敏さ214(150)=32100

器用さ220(150)=33000

幸運値250(150)=37500

魅力437(150)=65550

風10(150)=1500

水10(150)=1500

火10(150)=1500

土10(150)=1500

光10(150)=1500

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

相性

綱芳(340)さやか(653)恵美(595)武司(95)玲子(55)朱音(1645)メルー(72)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(1648)奈美枝(203)御影(56)

天河(53)春臣(73)君里(71)秋虎(72)アーサー(208)太陽(79)七海(71)

精霊:風(12,3)水(9,3)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(10,8)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・天河・春臣・君里・秋虎・御影

設定

一部非表示

楽しんで頂きましたか?

また明日お会いしましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ