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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第1日目 僕のパートナーは170CMの妖精さん
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06最大の誤算と童貞の涙

 僕は正座をしたまま木漏れ日の中に居た。


 移動した瞬間に、それまでの空間では感じていなかった自身の体重を自覚する。


「さっきまでは正座の意味無かったんだね」

そんな言葉が口をついて出てしまった。


「さっさと立ちな。ここはもう森の中だ!!どこにモンスターがいるかわかったもんじゃ無いんだからね」

開口一番が僕の心配なんだね。

さすが…


「ありがとうセーフさん」


「瑞木!!さん付けなんて止めとくれ。私は妖精セーフ。セーフでいいさ」

身長170センチの妖精さん…

最高です。


「小さくなったりしないんだね?イメージとかだと、妖精って羽根が生えた20センチ位の子供ってのが定番なんだけど」


「羽根位は生やして翔べるけど、こんな森の中じゃ危ないし邪魔くさいじゃないか。そして私の身長を低くして何が楽しいんだい?」

目を見開き、心底不合理だと言わんばかりだね。


「でも、何にも触れられないんじゃないの?」


「あぁそうだったね。忘れてたよ」

マジですか。


「普段も似たような感じじゃなかったの?神様だよね?」


「元神様だよ。今は違うじゃないか。あと神は実体が無い訳じゃないのさ。基本的に人間とあまり変わらないねぇ。神通力がある位の差しか無いよ…」

ぇえっ?

それってまさか…


「もしかして…さっきまでの空間で…付き合ってくださいってお願いしてたら、付き合ってくれましたか?」


「血の涙を流してどうしたんだい?またその話を聞くって本当に物好きだねぇ。使命があるからあまり長くは付き合ってやれないけど1日位なら応じてやれたよ?」

ふっふふっ。

自嘲の笑みがこぼれた。


「エッチなことも…?」


「当たり前だろ?あの暗闇の中で他に何をするつもりなのか。逆に聞きたいねぇ」

屈託ないなぁ。


「い…今は?」


「無理だって伝えただろ?もう忘れたのかい?」

心底疑問という顔が可愛すぎるぅ。


「そうですよねー。じゃあそういう提案をしなかったのは何か意味があるんですか?」


「瑞木が…わざわざレストで付き合ってって言ったじゃないか。それに…世辞なんだろ?」

セーフがそう言うなら間違いないねーっ!!

きっとそう言っちゃってたってことだーっ!


「地獄だっ!!」


 僕はその場に崩れ落ちた。

 もう森の中とかどうでも良かった。

 それ位童貞の心を抉られる出来事だった。

 そして力を振り絞りこれだけは伝えた。


「僕はセーフとエッチな事が出来なかったことで、心が張り裂けそうな程衝撃を受け、血の涙を流すほど悔しい思いをしてる。だから二度と僕の思いをお世辞なんて思わないで、お願いだ…」


 幸い、僕が諦めの境地にたどり着き、よろけながら立ち上がるまでの30分の間に敵が来ることはなかった。

 ただ、心の中では「一日あればキス位までは行けただろうに!!」というリフレインが鳴り止まなかった。


瑞木美孝18才

レベル1(1)

体力値100(1)=100

魔力値100(1)=100

力200(1)=200

知力100(1)=100

俊敏さ100(1)=100

器用さ100(1)=100

幸運値100(1)=100

魅力50(1)=50

称号

貧乳好き、童貞、心清き者、地母神の養い子

スキル

鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、レベルリセット、緊急避難、スキルリセット、収納ポケット、レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

相性

なし

奴隷

なし

楽しんで頂けましたか?次回は明日18日の18時にお会いできたら幸いです

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