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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
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65欠損の回復魔法とリーフの胸

「…男の人は皆、外に出て欲しいの。圭子にご飯をあげるのよ」

わかりました。


「外に出ますよ」「わかったのじゃ」

あれ?

太陽さんと七海さんが来ない。

まぁ、旦那だからいいのか。


「「いいじゃないか」」

と言いながら結局追い出されてきた。

良くなかったらしい。


「いつもの事なんですか?」


「いや、自宅ではこんな事ないんだぜ」「そうだね」

状況が違うと恥ずかしいんだろうね。


「羨ましいですね。可愛い娘さんで!!」


「そうだろう。俺の娘だからな」「何言ってんだよ。奈美枝の娘だからさ!!」

あれ、七海さんは主張しないのね。


「えっと、凄く不躾な質問をしても良いですか?」


「どちらの子かわかるのかって話だろ?」

仰る通り。


「良く聞かれるんですか?」


「初めてだよ!!」

何で嬉しそうなのさ?


「比較的失礼な部類の質問だと思いましたが…」


「まぁ、そうだろうね。普通ならね。でもね。あからさまに侮蔑の視線をされて、無言で通り過ぎられる事に比べれば、天と地の差だよね」

確かにそうですね。

七海さん。


「で、答えだが…わからねえよ。まぁ当然だよな。俺達は毎日二人ともしてるんだからな」

まぁ…


「でも、関係無いよね。惚れた女の子供を愛せないわけないさ。更に圭子は俺達兄弟の両方に似てるしね」

現代日本なら…

でも、言うまい。


「素晴らしい事だと思います」


 そんな話に花を咲かせていると、七海さんを呼ぶ声が響く。


「…七海ーっ、オムツ持ってるのー?あったら頂ー戴ーっ」

賑やかだな。

皆が圭子ちゃんを大事に思ってる。


「おーう。今行くよー」

七海さんが走っていった。


 この家族のような、絆に結ばれた家庭を持ちたいと思っていると声がかかる。


「男ども、戻っといで、始めるよ」

セーフはいつもかわらないなぁ。


 戻ると、圭子ちゃんが七海さんにオムツを代えて貰っている。

 背中に背負っていたでかいリュックには、圭子ちゃんの世話用品が満載だ。

 子煩悩感半端ねぇ。

 圭子ちゃんは満足したのか、眠そうだ。

 七海さんが抱き上げ、背中を軽く叩くと、トロトロと眠ってしまった。


「…七海、圭子をお願いなの」

「喜んで」

七海さんは、そのまま部屋の外に歩いていく。


「…じゃあ太陽、準備をお願いなの。欠損の回復魔法を使いたいの。対象はリーフさんなの」

よろしくお願いします。


「おうよ。じゃあ一回でいいな。全く問題ないぜ」

一回?


「一回って何でしょう?」


「…心配しなくて大丈夫なのよ?跳ね返す回数なの。見てればわかるのよ」

跳ね返すの?


「…リーフさん。足を治すから、ズボンは脱いで欲しいの。たぶん問題ないけど、再生する時に痛いかもしれないの。毛布はかけてて大丈夫なのよ」


「はい。承知しました」

ズボンを脱いで、毛布をかけておく。

上半身は僕と揃いの土の加護の鎧だ。


「…じゃあ準備できたのね。いくのよ。我と我に連なる眷属とで、永遠に失われし彼の者の肉体を、今ここに顕現させよう。リビルド」

詠唱は同じだな。


 奈美枝さんの右手が輝きだした。

 見ていると、段々輝きが強くなり、今にも暴れだしそうだ。

 輝きを増す光の塊を、太陽さんに向かって打ち出す。

 すると、僕らの時はすり抜けるだけだった光が、太陽さんの右手にあたると、奈美枝さんのところに跳ね返っていき、危なげなく右手で掴む。

 因みに跳ね返ってきた光の塊は金色になっている。


「…良かったの。上手く掴めたの。これが、いつも緊張するのよ」

あれ?

簡単に掴んでたように見えたけどな。


 言いながら、金色の光の塊を持ちつつ、リーフさんに向かって歩き出す。

 無くなってしまった右足に光の塊を近付けると、光がリーフさんに吸い取られるように移動しだした。

 全てが吸い込まれると、今度は、リーフさんの体全体が輝き出す。


「何か暖かい水で体を覆われているようです」

リーフさんが呟くと、右足と、胸が強い輝きを発し始めた。


「…あれ?欠損って足だけじゃなかったの?」

あれ?

足だけだよね?


「まずいっ!!リーフ!!鎧を外しな!!」

セーフ、何慌ててんの?


「はいっ」

リーフさんも慌てて鎧を脱ぐ。

鎧下だけの姿だ。

痛々しいけど魅力的。


「あっ!!そういうことか」


「そうさ。古傷とか関係ないってことみたいだね」

すげえ危ない!!

玲子さんが切り落とした胸が再生するって事だ。


「…あら、随分立派な胸なのね」

膨らみ始めた胸を見て呟かれた。

奈美枝さんの胸は、控え目ですものね。

っていうか。

授乳中でその大きさなら、凄く僕好みだろうな。


「彼女は訳あって…」


 説明しようとしたら、本格的に再生が始まったので中断する。

 足も胸も徐々に形を取り戻し始めた。

 右足が、太股の付け根から少しずつ再生しながら伸びていく。

 胸も、少しずつ膨らむように鎧下を押し上げていく。


「リーフ様、鎧下も脱ぎましょう。それは私の物ですから、このままでは、破らないと脱げなくなります。」

えっ?

朱音さんって、優にCカップを超えるであろう立派な胸の持ち主だよね?


「そうよね」

躊躇せずに、鎧下まで脱ぐと、再生中の胸が完全にあらわになる。


 結局、右足と同時に再生が終わって、リーフさんの両胸には、中玉サイズのスイカが2つ現れた。

 片方が子供の頭よりも大きな胸は初めて見た。

 迫力が凄すぎる。

 形も綺麗で、圧巻の存在感だ。

 鎧に胸が入らないのも納得できた。


「綺麗に再生できたみたいですね。良かった!!」


「はい。その様です…胸まで再生されるとは思っていませんでしたけれど…」

僕も思っていませんでした。

大きさにビックリです。


「…リーフさん。その立派な胸が、何でなくなってたの?事故?」

奈美枝さんへの説明が途中だったね。


「いえ、事故ではなく、自分で手配して切り落として頂いたんですよ。騎士団長の専用鎧であるドラゴンメイルがつけられなかったので。でも…また切らなければなりませんね」

再生した胸をいとおしそうに撫でながら言った。

…何をですか!?


「何故?切るんですか?折角戻ったのに!!止めてくださいよ‼」

「…そうなの!!勿体ないの!!そんなに凄すぎる胸!!社会の損失なの!!」

奈美枝さんに激しく同意された。


「美孝さん、奈美枝さん…ありがとうございます。でも、私はこれから美孝さんとともに戦働きをする身の上。鎧無しでは始まりません。そして、この胸に合うサイズの鎧などありません」

そういう意味か。


「それなら心配ないですよ。その土の加護の鎧は、僕が大地の精霊と一緒に作ったものです。だから、リーフさんの体に合わせて造れます。心配しなくて大丈夫です」


「しかし…そんな特注の鎧が出来上がるまで、何ヵ月も無為に過ごすわけには…」

確かに普通の鎧なら、作るのにそれくらいかかっても不思議じゃないね。

でも……


「その鎧の製作時間が15分と言っても?」


「「「「嘘!!」」」」

セーフ以外の全員が驚愕の顔で叫んだ。


瑞木美孝18才

レベル28(15)

体力値215(140)=30100

魔力値219(140)=30660

力339(140)=47460

知力231(140)=32340

俊敏さ214(140)=29960

器用さ220(140)=30800

幸運値250(140)=35000

魅力437(140)=61180

風10(140)=1400

水10(140)=1400

火10(140)=1400

土10(140)=1400

光10(140)=1400

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵、難病の克服者

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

降霊術

精霊魔法信頼級

交渉・召喚魔法上級

解体・身体強化・範囲観測中級

回復・催眠・風魔法・馬術・火魔法初級

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

リーフ

相性

綱芳(340)さやか(653)恵美(595)武司(95)玲子(55)朱音(1161)メルー(72)道緒(83)直(101)メアリー(87)燕(89)レモン(83)流々(88)里乃(81)リーフ(1109)奈美枝(178)天河(53)春臣(63)君里(71)秋虎(72)アーサー(136)太陽(65)七海(70)

精霊:風(11,5)水(9,3)火(9,1)土(8,7)光(7,9)闇(10,8)

奴隷

朱音・メルー・道緒・直・メアリー・燕・レモン・流々・里乃・リーフ・天河・春臣・君里・秋虎

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楽しんで頂けましたか?

次回は明日の18時にお会いしたいのですが、無理かもしれません。

お会い出来れば幸いです。

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