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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第3日目 もう後悔はしない…そのために動き出すと決めたんだ!
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46精霊陶器の加護と仲良くなった精霊逹

「さてと」

と言いながら収納に仕舞っていく。


「そう言えば、瑞木の防具はどうするんだい!?」


「えっ、今まで通りだよ?」


「勿体無いよ。精霊の加護がつくんだろ?絶対使った方が良いに決まってるよ」


「何が付くかわからないじゃない」


「超鑑定!!」

あっ、そうか。

見てみたら、わかるよね。


『精霊陶器の加護:水→回復力、風→俊敏さ、火→力、土→魅力、光→能天気さ、闇→知力』

んん!?


「おかしな加護が混ざってる。土が魅力なのは良いとしても、光が能天気さってどう考えてもおかしいだろう」


「でも、それを必要としてる男が居るよ」

あぁ。


「綱芳さんだね」


「全身だと危険だね?」


「うん、普段は結構お調子者な感じだしね」


「兜だけなら、すぐ脱げる…か」

それだ!!


「それで行こう!!僕は…土で固めるべきかな?」


「ホントならそれぞれの防具によって変えるのがベストだがねぇ」


「例えば、兜は知力、籠手は力、すね当ては俊敏さ、鎧下は回復力で、鎧に魅力みたいな感じ?」


「良いじゃないか」

でもね。


「時間的に後二回しか作れそうにないんだよ」


「じゃあ決定だ。瑞木は漆黒の騎士ね」


「騎士じゃないから!!じゃあ、光の精霊と大地の精霊に精霊属性の事を聞こう」


「おう、呼んだか?」「何用じゃ?」

あんたら、来るの早いな。


「光と大地の精霊ありがとう。それぞれの精霊属性の場所でなるべく此処から近い安全な場所が知りたいんだ。教えておくれ」


「なんだ、そんなことか、俺のは、あそこの草が生えてないところさ」


「我の方は洞窟内じゃ。近場は此方に百メートルで着くぞ」


「ありがとう。あの草が生えてないとこって、昨日コボルト狩りの時にふさいだ穴だよね…ちなみに、次に近いところがどれくらい離れてるか教えておくれ」


「あぁ!!こっちの方角に千五百㎞ばかし言ったとこにある精霊の社の中だな」

やっぱりね。


「ありがとう。さっそく精霊陶器の作成に移ろう。大地の精霊、宜しくね」


「承知」


「じゃあな」

光の精霊だけ消えた。


 一式だけだと寂しいので、綱芳さん用兜は二つで、僕用の鎧一式は十組造った。


 その内の五組は、収納にそのまま仕舞う。

 また、時間がある時に別の加護を付けて貰おう。


 まずは兜から、炎と水の精霊が頑張ってくれて、それは美しい白色の兜が出来上がった。

 所々ダイヤモンドの様な輝きが眩い。


 これで能天気さの加護でなきゃ、結婚式の食器とかに最適だろうけどな。


「気持ち良く祝えるだろうから悪くないよ?」

また声に出てたか。


「そうだね」

厳かさとか台無しになりそうだけどな。


「次は瑞木のやつだね」


「よし、洞窟に移動だ」


「敵も人も問題なし」


 洞窟でも、炎と水の精霊が頑張ってくれて、ヌラリと闇の中から抜け出てきたような黒色の防具一式が五組出来上がった。

 所々に散りばめられているのはサファイアの様な青。

 美しいアクセントが黒を更に強調する。


「うわぁ凄い。ありがとう炎と水の精霊。相変わらず良い出来だよ。大事に使うからね」


「是非着けた姿を見せて欲しいでござる!!」「あー私もー」「我もじゃ」「当然俺もな」「私も、いる」「私も来ましたわよ」


「「「「はぅ!!」」」」


「皆、もう大丈夫だからその反応は止めてやれよ。そうだろう。ニース」


「えぇ。大丈夫ですわ」


「もう、恐く、ない」


「誰も怖がってないでござるよ」


「いつもの立て板に水の話が無えな」


「お叱りの言葉も無いのー」


「他人の話を聞いておる」


「ニース、変わった」


「「「「良かった」」」」


「なぁ、ニース、みんなお前と話したかったみたいだよ」


「はい、その様です。嬉しい」


「「「「おぉ会話が成立してる」」」」


 そこからは、6人の精霊はおしゃべりに夢中になった。

 僕が防具に着替えるのを見に集まったはずなのに、全く見向きもしない。


 一応、装備を終えて、全身が黒と青に染まった状態で声をかけてみた。


「着替え終わったから帰るからな」


「おう、瑞木似合うでござるな」「瑞木ー、カッコいいよー」「瑞木、凛々しいぞ」「おっ良い感じだな」「瑞木、凄い、惚れ、直した」「似合っていますわ」


「ありがとうよ。じゃあ僕はこれで帰るから、適当に切り上げなよ」


「あいわかった、飲み直すでござる」「「「「「賛成」」」」」「じゃあ拙者の家に集合でござるよ」

酒あんの?


 精霊たちは皆頷き、消えていった。

 謎だ。


「さぁ帰ろうか」


「予定の時間まで、あと10分だしね」


「そうだな。風の加護を確かめてみるか。」

土の装備を収納して、緑白色の装備を出す。


「あぁ…勿体無い」

もしもし、セーフさん?


「さぁ行くよ!!」


 風のように走り出す。

 さっきの速度と比べ物にならない。

 でも身体強化が中級だからな。

 いっそ切るか。


 すると、さっきと同じ速度になった。

 兜を脱いでみると、少し速度が落ちる。


「補正は全身装備で二倍みたいだね」


「まぁそれくらいの方がいいさ、綱芳にはね」


「そだね」


「おう。早かったな」

榊さん。


「ホントに逃げなかったようだね」

玲子さん。


「当たり前でしょう。ただいま帰りました」


「しかし、ずいぶんド派手な防具一式だね。どうしたんだいそれ?」

あぁっ!

しまった!!


「性能を試してきたんですよ」

嘘は言ってない。


「わかっててワザと答えないんだね?」

そうです。


「母ちゃん止めろ。冒険者には生命線があるんだからよ。話したくないことを突っついてやるんじゃねえよ」

武司さん…

マジ神です。


「ありがとうございます。失礼します」


瑞木美孝18才

レベル28(1)

体力値215(1)=215

魔力値219(1)=219

力339(1)=339

知力231(1)=231

俊敏さ214(1)=214

器用さ220(1)=220

幸運値250(1)=250

魅力437(1)=437

風10(1)=10

水10(1)=10

火10(1)=10

土10(1)=10

光10(1)=10

称号

貧乳も好き、童貞、心清き者、地母神の養い子、殺害童貞喪失、狩人、精霊の親友、コボルトの天敵

スキル

超鑑定

他種族言語理解

スキル取得補正

緊急避難

レベル・スキルリセット

収納ポケット

レベルアップ時の魅力値上昇十倍補正

叱咤激励

大声

解体・交渉・召喚魔法・身体強化中級

精霊魔法信頼級

回復・催眠・風魔法・馬術・範囲観測初級

降霊術

武装レベル:槍13、剣8、投擲19、打撃1、短剣20

相性

綱芳(340)さやか(653)恵美(555)武司(95)玲子(55)

精霊:風(10,3)水(8,3)火(8,9)土(8,2)光(7,6)闇(10,4)

奴隷

なし

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一部非表示


楽しんで頂けましたか?

なんとか滑り込みセーフってところでしょうか。

明日は…多分お会いできるつもりでおります。

お会いできたら幸いです。

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