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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第8日目 ドワーフの国へ出かけよう
497/503

471灰冠と眠妃

お待たせしました。

新作を思い付いてしまったので、まとめてました。

「僕は人類(のうぎょう)叡智(しざい)で無双する」という話です。

同時に投稿しましたので、良かったら見ていただけると喜びます。

「ふふふっ、灰冠ぃ…好きよっ」

眠妃さんの密着度が、凄いっすね。

両腕で灰冠さんの頭を抱え込んでご満悦だ。

リーフの涎の池に沈む僕も、端から見ればこんな感じに見えるんだろうなぁ…

実に幸せそうだ。


「眠妃…ちょっと離れろや。瑞木と大事な話があんだよ!」

おっと、灰冠さんが真面目な顔をしてるね。

眠妃さんの胸の谷間にピットインしたままなのに!

マジ案件か。


「ん。わかったわ。これで良いわね?」

恋人つなぎに移行ですか…

灰冠さん的には、まだダメっぽいですが?


「お前なぁ…こんなことしてたら真面目な話になんねえだろうが!」

顔を真っ赤にして怒ってるけど…


「もう!にやける位良いじゃないの!此処には全てを知ってる人達しか居ないんだから!」

嬉しくて、にやけてきちゃうから、ダメって話?

それなら、確かにどうでもいいね!


「くっ!殺す気か?俺を殺す気なんだな!わかったぜ!」

萌え死にそうなんですね?

わかります。


「それで?話って、何でした?」


「流すな!瑞木まで、俺を殺しに来てやがるし!わかった!俺に萌え死ねって言うんだな。クソがっ!」

さっき、諦めたんでしょ?

もう良いじゃないっすか。

萌え地獄に堕ちながらでも、お話は出来ますって。


「大丈夫ですよ。いくら萌えても、死にませんから!」


「クッソォ!死んだら化けて出てやっからな!」

あれ?

……まずいな。

万が一、感極まってポックリ逝っちゃったら、マジに速攻成仏して、転生しちゃいそうだ!

絶対に化けてなんて出てきそうにない!


「眠妃さん!大事な話があります!聞いてください」


「あらあら?あらたまって何事かしら?真剣な話みたいね」

大真面目な警告をしておきますよ!

灰冠さんは、ちょっと聞いてて下さいね。


「はい!ガチです。この世界には死者を甦らせる術があることをご存じですよね?」


「もちろん、勇者魔法にその術があることは知っています」

ここまでは一般常識の範囲内だからね。


「しかし、その術をもってしても、甦生が不可能な場合があることはご存じないはずです!」


「まぁ…そもそも、勇者に甦生を頼めるだけの、つてが無いから無理なのだけど……そうね、知らないわ」

僕は、灰冠さんを不慮の事故で失うつもりはない!

例え、それが灰冠さんの極上の幸せだったとしても、それを僕は否定する!

天寿を全うするならともかく、この陽気なじいさんを助ける。

僕が今、勝手に決めた!

だから!

今から告げる内容だけは、絶対阻止する必要がある!


「万が一があれば、僕はあなた方を甦生するための最大限の努力をするつもりです。ですが、それはそれとして、問題の内容とは、魂が成仏して転生する事なんです。転生したあとで甦生させた場合、甦った本人と転生先とで、魂が二つに引き裂かれてしまうんです」


「……つまり、私の灰冠が半分になるって事ね?許せないわ!」

僕も許せない!

だから、その為の手を打たせて貰う。


「許せないですよね?そうならないために、絶対に避けて貰わないといけない事があるのですよ」


「わかったわ。さっさと言ってくださる?何なのかしら!」

おっと…

近い近い!

顔が近すぎるよ。

煽りすぎたかな?


「落ち着いて聞いてくださいね……灰冠さんの腹上死です!」


「は?」

このままの勢いで行き着いちゃうと、やらかしちゃいそうな気配を感じ取ったんです。


「腹上死、ダメ!絶対って事です!」


「いや……繰り返さなくても聞こえてますから。何故か、聞いてもいいかしら?」


「簡単です。もしも今、灰冠さんが腹上死をしてしまった場合……満ち足りてしまうんですよ」


「……満ち足りたからってなんだというの?」

心残りが無い状態で亡くなったなら……

成仏待った無しじゃないですか。


「思い残す事がないって事は、すぐに転生を司る場所に行ってしまうってことです」


「つまり…甦らせる猶予なく、転生して灰冠じゃなくなるってことなのね?」

そうですね!


「そうなります。そんなの……ダメでしょう?」


「ええ!許せるわけ無いじゃない!灰冠は鎚を握ったまま、老衰で最後を迎えるのよ!」

僕もそれで良いと思いますよ!


「では、了承頂けますね?」


「仕方ない。……パサパサなる位で我慢しましょう」

いや、それって既に危険水域でしょう?


「そんなギリギリを攻めないで、くたくたになる位で留めて頂きます」


「えーっ!出来るかしら……頑張ってみるわ。くたくたで手を打ちましょう!」


「おいおいおい!」

はいはいはい?


「はぁい、なぁに?」

眠妃さん、嬉しそうですね。


「こらこらこら!」

今度は僕に向かってか。


「聞こえてますよ?」


「大事な話だと思って、黙って聞いてりゃ、腹上死だと!?しかもくたくただとか……違いが、わかんねぇってんだよ!ふざけんな!」


「全くふざけてません。灰冠さんの命を守る大事なお話です」

「そうよ。私は灰冠とずっと仲良くするんだもの!大事な話よ!」


「だぁから!なんで、俺が腹上死するって話が前提になってやがる!いい加減にしろや」

前提っていうか…


「腹上死しないように、気を付けて貰うために話してますよ?」


「俺がそんな状態になるわけないだろが!」

ノー根拠ですね。

信用できません!


「根拠は?」


「俺が眠妃に溺れる訳ねぇってんだよ」

またまたぁ……


「溺れます」

「溺れるわ」

「溺れるね」

「溺れないわけないです」

「言うまでもねえな!」

ほぉら、貴方以外の、全員の同意が得られましたよ?


「おいぃ!美嶺嬢ちゃんまでそんなこと言うのかよ?」

残念ながら、うちの娘は歯に衣着せませんよ?


「あのなぁ…灰冠のおっちゃんよぉ…自らを省みてみろよ。たった今ですら、嬉しさで笑うのを止められてねぇよな?」

幸せそうだよね。


「確かにそうだぜ!だが、だからどうだって言うんだ?」

だから、死んじゃいますって言ってます。


「仕方ねぇ奴だなぁ…俺が検証してやっから、状況を思い浮かべてみるんだぜ?…まず、眠妃にキスを迫られたとする。どうだ?」

うーん。

父としては、あまりそういう発言は嬉しくない。

でも、それを含めて美嶺の味だから仕方ないか…

血涙出そうだけど。

話の切りが着くまでは耐えてみせよう!

しょ、勝負だ……


「するに決まってんじゃねえか!」

ん?

美嶺相手なら、素直に言えるんですね。


「とすると……まぁ、そのあとは布団の中で仲良くなるだろ?」

おいぃぃ!

そんな話を満面の笑みでするとか!


「ま、まぁそうだな」

大人としては、そこはとめろや!

せめて表現を濁せ……



「眠妃にもっと…ってせがまれたら、どうすんだ?」

ふぬうううう!


「応えねぇなんて、あり得るかよ!」

ぐうぅ。

止めろ!


「じゃ、応えた後に、もう一回って言われたら?」

うおおおお!


「俺も男だ!応えてやろうじゃねぇか!」

男だ、じゃねぇ!

止・め・や・が・れ!


「男を魅せた後に、また抱いてって言われたとしよう。どうだ?」

くああああ!


「アクセルは踏み込むためにあるに決まってるだろ?」

美嶺に対してはブレーキ踏んどけや!


「全力全開で、走り抜けた後に、お願い…って告げられたら?」

可愛いぞ、美嶺!

だが、早すぎる!

早すぎるんだ!


「俺の女の願いを、俺が断るとでも言うのかよ!」

断らなくていいから!

いい加減にしろぉ!


「で、その願いを叶えてやったその後に……溺れさせてっ!って潤んだ瞳で見詰めるだろうな」

ぐぬぬぬぅ!!


「そんなもん!俺の方がお前におぼれてるぜって言って、互いに溺れあうぜ!」

ふぅ……


「そうか…やっぱ溺れちまったな!」

はい、やっと美嶺の勝ち。

苦行に耐えきったぞ。


「おっ?」

まぁ、最低でも6回はいたしているわけだから、客観的に見て、充分に溺れてるけどね。


「まぁ、ノンストップで、それだけの回数楽しんだら、普通に体力の限界ですよね?」


「しかも、灰冠は私の言葉を、全力で叶えようとしてくれるものね」

つまりは、そう。


「このままでは、体力の限界を突破して、腹上死。その直後に成仏して転生という。いかんともしがたい結果が透けて見えますね」


「くっそぉ!正にその通りだ!だから、俺じゃなく、セーブするように眠妃に話を通しやがったんだよな?」

お見込みのとおり。


「残念ながら、事態の手綱を引ける人物に、重点的に話す事が、良い結果を生むと思いましたので」


「全くもって反論できねぇんだから、情けねえなぁ……だが、良いか!眠妃!俺はお前には負けてなんかないんだからな!」

えっと。

通訳は?


「はいはい。全面的に私にまかせなさい。そんなに落ち込まなくて良いから」

灰冠さんが落ち込んでる様子は、全く確認出来ねぇっす。

さすがは、眠妃さんですね。


「全くよぉ。……こんなに愛しい女と通じ合うのが、嬉しいことだと実感出来たのは、瑞木……お前のお陰だ…ありがとうよ」

その功績は僕には無いな。


「それは灰冠さんの複雑な心の内を理解できる、眠妃さんの功績です。僕は関係ないでしょう?」


「「何を言っているんだ!?瑞木の功績は計り知れない!」」

二人して何を?


「俺と眠妃の!」

「私と灰冠の!」

「「絆を繋いでくれた!感謝してもしきれない!」」

いやぁ……

灰冠さん達の事が好きになったんで、してることです。

そこまでの感謝されると照れますね。


「僕は、灰冠さん夫妻の事が好きなんです。僕がふたりのために、力を貸す理由なんて、それで充分でしょう?」


瑞木美孝18才 Lv520(106)

体力値_132万(1320)=17億

魔力値_132万(1320)=17億

__力_132万(1320)=17億

_知力_132万(1320)=17億

俊敏さ_132万(1320)=17億

器用さ_132万(1320)=17億

幸運値_132万(1320)=17億

_魅力_1320万(1320)=175億

__風_11万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8600万

__土_10万(1320)=1億

__光_5万(1320)=6500万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者、英雄、救世主

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法、交渉

心酔級_思考圧縮、範囲観測

信頼級_

_上級_召喚、回復、風魔法

_中級_解体、身体強化、錬成、催眠、転移、勇者魔法、殺気自在

_初級_火魔法、馬術

武装Lv_槍232、剣590、投擲506、打撃225、短剣738

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4478)さやか(22,2)恵美(23,7)武司(1283)玲子(841)朱音(24,1)

メルー(7802)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3156)里乃(3375)リーフ(44,9)奈美枝(1045)御影(20,9)ユリア(3876)

枩李花(3352)霞(3261)ミサ(4719)岬(5168)潤(3358)雨音(3469)美嶺(16,7)

牛江(618)お熊(102)スラー(795)熊江(228)サリー(1510)レミ(450)

他42名(平均2581)

元奴隷12名(平均182)

ノルン達7名(平均93)

天河(3968)春臣(1575)君里(2300)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3515)朋久(2094)レイン(206)ムーン(365)

他23名平均(2064)

冒険者200名(平均88)

ハイエナ冒険者40名(平均7)

白雪(201)うさうさ(205)灰冠夫妻(563)

_精霊_風(32,9)水(39,5)火(25,2)土(44,2)光(17,7)闇(21,8)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

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