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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第8日目 ドワーフの国へ出かけよう
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469灰冠さんとの握手と愛の言葉

お待たせしました。

「ほぉーっ。ハーッハハハッ!可愛らしい嫁さんだなぁ、おい!」

灰冠さんが満面の笑みをたたえながら、僕の肩をバシバシ叩く。


「な、なな、何言ってんだい!せっ、世辞なんて要らないよっ!」

セーフが、僕と灰冠さんの間で忙しなく、視線をさ迷わせながら、頬を色付かせていった。

うーん、可愛いなぁ!

僕の女神様最高!!


「ん?んんん?お嬢ちゃん、瑞木の事、ホントに好き過ぎだろ!可愛いなぁ。まるで俺の嫁さんみたいだ!」

セーフを紹介したら、灰冠さんの感性が、僕と似てました。

さ迷っていたセーフの視線が、僕とぴったり合ったところで、セーフが頭から湯気を吹く。


「でしょう?めっちゃ可愛いんですよ!」

灰冠さんと思わずがっしりと握手をしつつ笑い合う。


「みっ!瑞木まで!何乗っかってんだい!もうっ!」

綺麗なピンク色に顔を染めながら、顔を背けて口を尖らせるセーフさん!

あぁ…

なんでそんなに、僕の理性を削りに来るんですかねぇ…

抱き締めたくなっちゃうでしょ?


「単なる真実だから……仕方ないね!」


「くっ…バカだねぇ…」

更に紅くなりつつ、僕に微笑みかけるセーフが、魅力的すぎて胸が苦しいっす。


「リーフの姉ちゃんも可愛いけど、方向が違うしな。こんな美人を二人も嫁さんにするなんざ、羨ましすぎるぞ!こんちくしょう!!」

握手をする手に多大なる握力がこもってくるのがわかる。

流石は鍛冶屋だ。

通常なら粉砕骨折レベルの力がかかってる。

まぁ、僕と灰冠さんとじゃ、力の値が開きすぎてて、全く痛くないんだけどね。


「確かにリーフも可愛いです。真っ直ぐに僕を見つめる瞳や、僕に触れるとトロンと溶ける表情は、僕の方も思わず頬が綻んじゃいますよ」


「くっ…真顔でのろけるとか。どんな鋼の精神力だ?」

あえて言うなら、オリハルコン鋼かな!

僕は嫁さんの魅力を語るのに躊躇する必要性を感じないからね。


「黙ってるのもなんなので、お伝えしますが、家には、あと二人嫁さんがいて、明後日にもう一人増えるので、合計で五人になったりします。みんな可愛い人ばかりだと思ってますよ」


「瑞木!それって、恵美とさやかと朱音のことだよな!なんで俺はそのカウントに入ってないんだよ!」

美嶺……


「当たり前だろ?娘を嫁にするお父さんがどこにいるのさ。しかも君はまだ生まれて間もないんだから、まだ結婚とか早いよ!」


「むぅぅ!もうそろそろ折れてくれても良いだろ?こんなに好きなのに!」

いやいや!

ないない!


「少なくとも、美嶺が成人してから判断するって言ったじゃん!とりあえずその部分までは納得してよ」


「ぬぅっ!大丈夫なのになぁ…」

何をもって大丈夫と言うのさ?


「きっと美嶺は背の高い美人さんになるよ。考えるのは、それからでも遅くないでしょ?まぁ、そもそも僕以外の男にも、目を向けるべきだけどね」


「くっ…もう、ここの準備は万端なのにな…」

コラコラ、どこを撫でながら言ってるのさ。


「はしたないから止めなさい」


「はーい」

うちの子は性に対して開放的すぎるよね。

まぁ、美嶺は元オークだから仕方ない部分があるけどさ。


「……嫁さんを五人か…俺にゃ無理だな!」

僕も自分自身の力だけでは、未だに無理だと思ってますけどね。

灰冠さんは、ツンデレ属性を搭載してるっぽいから、そういう意味でも無理そうだね。


「嫁さん達が、仲良くするって約束してくれたから成立してるだけですね。うちの奥さんたちは仲が良くて笑顔が絶えませんから。もしギスギスしてたら、最初の結婚の段階で間違いなく逃げてますよ!」


「うん?あぁ…そうだな…そうだよな。確かに、嫁さんにはいつも笑っていて貰いてぇよな…ハハッ…ハハハ……」

急に乾いた笑い声をあげて、どうしたんだろう。

口では笑ってるけど…

表情は泣いているようにしか見えない。


「……もしかして、素直になれないだけなのかい?確か、アンタ達夫婦の不仲は、結構有名だったはずだね?」

し、知っているのか?

セーフ!?

まぁ、ナビゲーション妖精の面目躍如ってとこかな。


「……あぁ…俺とアイツは、周りに不仲って言われてる」

嫁さんとイチャイチャしないなんて!

人生の楽しみを投げ捨ててないですか?

信じられないっす!


「当然、奥さんの事を愛してるんでしょう?さっきの言葉……実感籠ってましたもんね?」


「くっ!ホントに瑞木は、そういう部分で物怖じしないなぁ…あぁ!そうだ!世界一愛してるさ!!アイツ、眠妃の事が大好きだ!」

言えるじゃん!


「あとはそれを、直接眠妃さんに伝えるだけですね!」


「あのなぁ…それが出来てたら、こんな噂が流れてるわけ無いだろ?そんな恥ずかしいこと!出来ねえんだよ!一度も出来た事ねえんだよ!!」

ん?

恥ずかしい?

あぁ…

デレてないツンデレか。


「あれ?でも…白雪さんは、知ってた気がしますが?」


「ん?そりゃあ。白雪にゃ、事あるごとに、眠妃の素晴らしさを語って聞かせたし、愛してることも伝えて貰ったことだってあるぜ!」

うーん…

何故、そんなに自慢げなんだろう。


「直接言えないなんて、単なるヘタレじゃないかい!」

「そうですね!美孝さんには敵わないとはいえ、好きな人からの愛の言葉が無いなんて寂しい話です」

「それとも…何か伝えてるのかよ!」

うちの嫁さん二人と娘から、厳しい意見が飛び出しましたね。

やりたくても出来ない場合はあるから、一概には言えないけど…

思ったことを口に出すだけじゃないの?

僕にとっては簡単なんですけど…


「……直接顔を見ると、どうしても裏腹な言葉が口を出ちまってよ……」

……それで、よく子供が生まれたもんだねぇ…

まぁ、眠妃さんが義務感で抱かれてたらわからない話だけどさ。


「…まぁ、灰冠さんが、それでいいなら仕方ありませんね」


「良いわけあるか!俺の発明品は!眠妃を喜ばせる為だけに!作ったもんなんだ!ホントはアイツに笑っていて欲しいに決まってる!!俺の前でな!」

拗らせてんなぁ。

仕方ない…

召喚魔法と声を封じるために精霊魔法を使うか。


「主張はわかりましたが……結局どうしたいって話なんですか?」


「手伝って貰いてえんだよ!」

ほぅ、意外にストレートに希望が出ましたね。


「何を手伝えば良いですか?僕なら眠妃さんを拐って、灰冠さんから離れないようにすることも可能と言えば可能ですが?」


「バカな事を言わねえでくれ。俺が望むのは、愛してるっていう、この気持ち…心底惚れ込んでることを眠妃に伝えるのを手伝って欲しいだけだ!」

だよね!

灰冠さんに、そういう趣味がなくて良かった。

もし肯定されてたら、ある意味で危ないとこだった。


「それなら、喜んで協力しましょう!」


「ありがてえ!これで俺も長年の夢だった眠妃の笑顔が、拝めるってもんだな!」

どうやって結婚したんだよ?


「具体的にはどうします?…手紙でも書きますか?」


「俺が書くのは、無理だったんだ……この器用な掌が、アイツへの気持ちを書く時だけ、どうしても巧く働かねぇ!読めもしねえ紙屑の山を作って諦めたのさ……」

筋金入りだなぁ!


「じゃあ、代筆ということで!僕が書きますから、思ってる気持ちの丈を思う存分話してください」


「あぁ…そうするぜ瑞木。ありがとうよ。……眠妃……お前のことが大好きだ。愛してる!お前に嫌われてるかもしれないと考えるだけで、夜もオチオチ眠れねえ……」

面と向かわなければ、簡単に言えるみたいだね。


「眠らずに何をしているんですか?」


「あぁ!お前に笑って貰うためだけの発明品を、寝る間を削って追いたてられるように作っちまう。結局、言い出すのが恥ずかしくて、お前にプレゼントも出来ずに、販売に回してばかりだが……」

あのアイスクリームも、眠妃さんのための物か…


「眠妃さんとどうしたいんですか?」


「……笑顔、笑顔が欲しい!この俺に微笑みかけてくれ!いつか見たあの美しい微笑みを見つめながら、愛していると伝えたい!抱き締めたい!熱いキスをして、抱き合いたいんだ!」

うん、情感がこもってきましたね。

ていうか、ラブレター的には、この辺りが限度かな。


「結構な分量になりましたが、そろそろ止めますか?」


「体中に俺の眠妃だとわかるようにキスで跡をつけて、一日中ベッドの中で仲良くしたい!蕩けて1つになるほど時間を忘れてイチャイチャしたい!眠妃に触れたい!離したくない!いつも傍に居て欲しい!いつも手を繋いでいたい!眠妃が大好きだ!愛してる!ほかに何も要らない!アイツさえ俺を愛してくれるなら!」

泣くなよ……

でも、これなら伝わったよね!


「だそうですよ。眠妃さん」


「はぁ!?」

泣いていた灰冠さんは、目を見開いて、召喚魔法で喚ばれて、一部始終を背後で聞いていた眠妃さんを振り返った。

そこには、灰冠さんが夢にまで見ただろう優しい微笑みを湛えた眠妃さんが佇んでいる。

やっぱりこういうのは、直接伝えて貰った方が嬉しいと思うんだ!


瑞木美孝18才 Lv520(106)

体力値_132万(1320)=17億

魔力値_132万(1320)=17億

__力_132万(1320)=17億

_知力_132万(1320)=17億

俊敏さ_132万(1320)=17億

器用さ_132万(1320)=17億

幸運値_132万(1320)=17億

_魅力_1320万(1320)=175億

__風_11万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8600万

__土_10万(1320)=1億

__光_5万(1320)=6500万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者、英雄、救世主

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

心酔級_思考圧縮、範囲観測、交渉

信頼級_

_上級_召喚、回復、風魔法

_中級_解体、身体強化、錬成、催眠、転移、勇者魔法、殺気自在

_初級_火魔法、馬術

武装Lv_槍232、剣590、投擲506、打撃225、短剣738

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4478)さやか(22,2)恵美(23,7)武司(1283)玲子(841)朱音(24,1)

メルー(7802)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3156)里乃(3375)リーフ(44,8)奈美枝(1045)御影(20,9)ユリア(3876)

枩李花(3352)霞(3261)ミサ(4719)岬(5168)潤(3358)雨音(3469)美嶺(16,5)

牛江(618)お熊(102)スラー(795)熊江(228)サリー(1510)レミ(450)

他42名(平均2581)

元奴隷12名(平均182)

ノルン達7名(平均93)

天河(3968)春臣(1575)君里(2300)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3515)朋久(2094)レイン(206)ムーン(365)

他23名平均(2064)

冒険者200名(平均88)

ハイエナ冒険者40名(平均7)

白雪(201)うさうさ(205)灰冠夫妻(268)

_精霊_風(32,9)水(39,5)火(25,2)土(44,2)光(17,7)闇(21,8)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

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