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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第8日目 ドワーフの国へ出かけよう
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459団長あての手紙と銀子さんの企みと散策のあて

「さて、団長あての手紙は、椿が運んでったで、すぐさま返事が来るはずや。ちゃんと緊急用の封筒を使たから、今日中に城へ呼ばれるわ。流石に、時間指定までは無理やったから、結果が出るまでは、ここに居るか。近くの店辺りを見に行く位にしといてや?」

何か書いてたのは、それですか?

でも、そのルートを使った時点で、鱗とかはともかく、ドラゴンの件を話すことが不可避ですよね?


「まぁ、いいんですけど…僕らの意向を汲んでから、手紙を書くわけにはいかなかったんですか?」


「こら、何言うとん。希望はなるべく早よ会いたい。厳戒体制の重要な助言をしたい。ここにいる全員で。って言う三点やったやないかい!何か足りひんなら、追加で別のもんに手紙携えるで?言うてみい?」

あぁ!

ポイントは押さえてるのね。

優秀なギルド長は違いますね。

僕は上記の三点をお願いしといて否定しなかったからね!

特に助言についてが大きいね。

仕方ないな。


「いえ!そこが押さえられていれば、問題ないです!確かにお願いした通りですね。失礼しました!」


「ん。ちゃんと謝れるんは、好感度高いで自分。でも、なんや意見もありそうやな?お姉さんが聞いたろか?」

お言葉に甘えて良いのかなぁ?

今回は僕の落ち度だからね。

オークションに対する銀子さんの情熱を見誤ってたからさ。

ま、勉強するしかないね!


「出来るなら、手紙の中身を僕に再確認してから、動いて貰えると嬉しいですね」


「まぁ、その人情がわからんとは言わんわ。やけど、今回は自分が悪いで?私につけこめる隙を作ったんやから……何処が悪かったんかわかるか?」

ふむ、さっきの話の流れだよな?


「あっ!依頼した後で、細かい確認の話を銀子さんとせずに、違う話をしちゃってますね!うわぁ、バカだなぁ!」


「いやいや、一瞬で、そこに気づけるなんて優秀やで?気づけん奴は一生無理やからな!分岐点はラード国王とよう会ってるってくだりやね」

そうですね。


「その時点で、具体的に銀子さんが、今後どう動かれるかを確認しなきゃダメでしたね。緊急でって自分で言ってるんですから!」


「そうや!それをせんかったから、話がそれて、うさうさと白雪が漏らしたって話に流れてまったやろ?優先順位が何なんか見失ってる証拠やね」

面白そうな話にひかれるのは仕方ないけど、本筋を蔑ろにしちゃダメだよね。


「以後気を付けます。ただ、若輩の身ですので、今回のようにご指導頂けるとありがたいです」


「また、真面目さんやなぁ…今回はマジに緊急やったし、うちのギルドの生命線の収入に関わるから、自分も真面目に働いただけやで?いつもなら、楽しい話を優先や!極力力抜いて緩くいこうや」

メリハリがきき過ぎな気もしますよ?


「銀子姐さん!あたしは漏らしてないぜ!勝手な噂を流すんじゃねえよ!」

白雪さんが、さっきのお漏らし発言を気にし出した。

ある意味では当たり前だ。

乙女にとっては最重要課題だろう!


「ホンマかなぁ。そぉれ、ポンポン…あぁ、緊急用のアレ。確かに水吸って膨らんどらんな。なんやホンマに耐えきったんかい。そこは突っ込めるように漏らしとくとこやろ?わかってへんなぁ…」

ごめんなさい。

出来れば、わからない方が良いと思います!


「キャーッ!こらぁ!姐さん!?軽々しく嫁入り前の乙女の股間をポンポンするんじゃねぇよ!」

白雪さんが悲鳴をあげて逃げ惑う。

可哀想に…


「はいはい、白雪さんはこっち来て。銀子さんは、いじめが過ぎますよ!」


「うわっ!うわわっ!な、何する?え?はわ、はわわぁ!」

白雪さんを抱え上げて、追加でいじくり倒す気満々の銀子さんの魔の手から救いだし、手が届かないようにガードする。

リーフが僕の頭を抱えたままだから、かなり間抜けな状態に見えるだろうに、それでも白雪さんの頭からは湯気が出てる。


「リーフ、僕の動きに合わせるんじゃなくて、放してくれれば良いと思うんだけど?」


「嫌です!美孝さんの頭は、何時如何なる時も私の胸の間にある事が既に決まってるんですから!ダメです!提案を拒否します!」

そんなに頑なに拒否しなくても?

あと、流石に僕の頭の位置までは決めないで欲しいんだけどな…


「あのさ、位置は流石に決めないで?」


「え?ダメですか?」

リーフの目に涙が溜まってくるのがわかるんだけどさ。


「リーフの側ってのは誰かが決めたとかじゃなくてさ。僕が望んでなるべく居たいと思ってる場所だよね?」


「バカだねえ…」

セーフの呆れ声が聞こえた。

確かにバカな返答だよな。


「もう…そんな嬉しい事言われたら私…涎が…」

いや、そこは我慢しよう!

一旦退避!


 白雪さんを横抱きに抱きつつ、リーフのホールドをすり抜けて、美嶺の後ろまで移動した。


「あぁん!美孝さん…寂しいです!」

そんなに残念そうに、僕の居た場所に涎を落とさないで欲しい。

間一髪だったじゃない。

公共の場で頭を胸に掻き抱かれるのも、十分にアウトだけど、更に涎でコーティングされるとか!

ダメすぎるでしょう!

常識的に考えて!


「さて、白雪さん。例の件の報酬は、団長との会談の席への同席と、この近隣のガイドをお願いすることで、手をうちませんか?」


「は?そんなことで良いのか?元々、その席には言われなくても出席するしよ!観光ガイドなんてはした金だぜ?」

まぁ、僕も念話で恵美に、御影あてに問い合わせて貰っただけだしね。

そんなに、出し惜しみする理由もない。

微笑みながら条件を追加してみる。


「露店で、なにか奢りますから、手をうちましょうよ?うん、って言わないと、抱っこしたまま、外に行って白雪さんの可愛らしさを町の皆に向けてアピールしますよ?」


「あんなぁ…あたしに有利すぎるって言ってんじゃねぇか!って言うか、それあたしにとってご褒美だからな?全く…わかったよ!うんって言や良いんだろ?それでいいさ!このお人好しが!もう良いだろ?さっさと降ろしな!」

少し名残惜しそうなのは、抱っこが心地よかったからかな?


「じゃ銀子さん、椿さんが戻ってきたら、呼んで貰うってことで、僕らは散策に出掛けても良いですよね?」


「は?ええけど…団長との話し合いについての打ち合わせはせんでええの?」

悪いけど、既に方向が決まったから、話すべき内容も固まったんだよね。


「僕の中でも銀子さんの中でも、話す内容はもう決まってますよね?なら、これ以上こね繰り回しても時間の無駄です!」


「やから、嫁さんと娘と一緒に散策に出掛けて、リラックスするっちゅーわけやね。まぁ、ええわ。しかし、白雪ちゃんも連れてくのはなんでなん?」

ニコニコ案内所の状況を伝えたいからだし…

銀子さんと変な共同戦線張られても困るからだね。


「町の散策に、付き合って貰いたいんですよ。レイルクラフトは初めてなのでね」


「ん…そういうことにしといたるわ。オススメの店は白雪ちゃんが知っとるからな!楽しんできや」

バレてるけど、ある意味では仕方ないね。

そういう建前は必要だから…


「まぁ、椿さんの足と、じいちゃんの反応速度を考えると、返答は一時間半後ってところだな!時間あるからよぉ!屋台よりも、旨い店に案内した方がお互いに嬉しいよな?」

銀子さんに見張りをつけられる心配もなく、居場所が割れてるから、緊急召集にも対応でき、ゆっくり時間を過ごせるわけか!


「例の件も腰を落ち着けて、話せますね。それでいきましょう!」


「例の件?なんだ?あたしと正式に付き合うとか?そういう話か?」

待て!

それは当事者である僕が初耳だぞ!?

捏造するんじゃない!


「あら?そんな嬉しい話があったんですか?」

「俺と同じ様な体型の白雪が?なら、俺にも脈ありって事だよなぁ?」

「おっ!なんだよ!あんたらも乗り気なのかよ!そんなら、これは冗談で済ませる必要ないな!嬉しいぜ!」

待て待て!

止めろよ!

何でリーフと美嶺が乗り気なのさ?

白雪さんが嬉々としてのってきてるじゃない!

止めてよ!


「ストップ!白雪さんと結婚する気無いから!ニコニコ案内所の話をするだけだから!夫婦の危機を招く気無いから!!」


「なぁんだ…」

「残念です!」

「背がちっせえとやっぱダメか!」

「なんや?追加で祝いの伝令だそかと思たんやけど、違うんかい?」

銀子さん!


「違いますから!その伝令は絶対阻止しますからね!無茶するなら、伝令の息の根が止まっても知りませんよ?」


瑞木美孝18才 Lv520(106)

体力値_132万(1320)=17億

魔力値_132万(1320)=17億

__力_132万(1320)=17億

_知力_132万(1320)=17億

俊敏さ_132万(1320)=17億

器用さ_132万(1320)=17億

幸運値_132万(1320)=17億

_魅力_1320万(1320)=175億

__風_11万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8600万

__土_10万(1320)=1億

__光_5万(1320)=6500万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者、英雄、救世主

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

心酔級_思考圧縮、範囲観測、交渉

信頼級_

_上級_召喚、回復、風魔法

_中級_解体、身体強化、錬成、催眠、転移、勇者魔法、殺気自在

_初級_火魔法、馬術

武装Lv_槍232、剣590、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4478)さやか(22,2)恵美(23,7)武司(1283)玲子(841)朱音(24,1)

メルー(7802)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3156)里乃(3375)リーフ(43,6)奈美枝(1045)御影(20,9)ユリア(3876)

枩李花(3352)霞(3261)ミサ(4719)岬(5168)潤(3358)雨音(3469)美嶺(15,5)

牛江(618)お熊(102)スラー(795)熊江(228)サリー(1510)レミ(450)

他42名(平均2581)

元奴隷12名(平均182)

ノルン達7名(平均93)

天河(3968)春臣(1575)君里(2300)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3515)朋久(2094)レイン(206)ムーン(365)

他23名平均(2064)

冒険者200名(平均88)

ハイエナ冒険者40名(平均7)

白雪(92)うさうさ(205)

_精霊_風(32,8)水(38,7)火(25,2)土(44,2)光(17,7)闇(21,8)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ、幸いです。

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