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女神とともに転移した世界がまるで地獄(エロゲ)でした  作者: 瑞木美海
第8日目 ドワーフの国へ出かけよう
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455瑞木の正体を探る質問と密閉容器

「伝説のスキルである収納ポケットを使う貴方って、一体何者なの?」

何者かっていう質問には答えにくいな…


「残念ながら、僕には結構肩書きが多くなってましてね。一言では言い表しにくいんですよ」


「じゃあ、美嶺ちゃん!お茶は気に入ってくれたかな?そして、どんなお父さんが好きかな?教えてくれる?」

白雪さん…

そんなしゃべり方も出来たんですね!

でも、ノータイムで僕から矛先を変えられると、寂しい物があります。

まぁ、後ろ暗い事なんて無いから別に良いんだけどさ!


「おう、この茶菓子旨いなぁ…で?瑞木のどこが好きか、だな?簡単だ!全てが好きだ!瑞木に抱かれて嫁になるのが、俺の最終目標だぞ!!」

あーぁ。

美嶺…

即行でぶっちゃけてるし…

背景を知らないと理解できない内容だぞ?


「は?ははっ?」

予想通り、白雪さんが固まった。


「えっと…リーフさん。旦那さんの職業って何か、教えて頂けないかしら?」

今度はうさうささんか。

リーフにその振り方は、危険な気がするけど…

大丈夫かなぁ。

性奴隷の主人とか言いませんように!


「救世主です」

あぁ。

一番わかり難い受け答えが来たよ。


「は?」

まぁ、そういう反応になるよね?


「救・世・主・です!!」

おーい、リーフ、聞こえてないわけじゃないぞ!

理解が追い付かないだけだ。


「あの……どうすれば良いのか。さっぱりわからないんですけど?」

OK!

うさうささん。

そろそろ、僕の方で説明しよう!


「でも、直接僕じゃなく、リーフ達に話を振った貴女方にも、責任があるけどね…ねぇ白雪さん?」


「おう、私が悪かったぜ!しかし、なんで娘からあんな台詞が吐き出されるか…説明できるのか?」

まぁね。


「美嶺は養子なんです。僕に恋してましてね。現段階では子供なので断っていますが、成人まで気持ちが変わらなければ、結婚することにしてます」


「はぁ?スジはとおってるけど、ロリコン極まる話だな!」

待て!


「一切手出ししてないんだから、その評価は許せない!僕は貧乳が大好きだが!ロリコン趣味は無いですよ!!」


「超乳の嫁さん貰っときながら!貧乳好きだと?どの口で言いやがる!!!」

あのさ!


「その論法なら、リーフと結婚してる時点で、僕のロリコンの容疑は外れるでしょうが!!」


「うぁああ!チクショウ!なんでコイツこんなにリア充野郎なんだ!羨ましいぞ!私の喪女人生との歴然とした差は何なんだよ!しかもロリコンだったなら、私にも恋人になる芽があると思ったのに!違うらしいし!」

あっ…

膝を抱えて、いじけてる?

個人的な恨み節をぶつけ過ぎでしょうよ!

そして、悪いけど僕はこれ以上、嫁を増やしたくない!


「僕は、P級の冒険者で、ラードを救った英雄と言われています。街道を封鎖していた魔物を一掃しましたからね!あと、冒険者ギルドやラード国王にも支援してます」


「あぁ!だから、救世主!確かに、それだけの実績があれば、そう呼ばれてもおかしくないですね…」

リーフにとっては、別の意味でも救世主なんだけど、その辺りは言う必要はないしね。


「ふむ、その英雄が何故、収納ポケットのスキルを持ってるかってところの説明がないぜ?」

あぁ、白雪さん。

再起動したんですね!


「そうですね。でも、スキル自体は生活の中で身に付くものですからね。普通に取得しましたとしか言いようがないです」


「むぅ、そうだよな。特に伝説のスキルの多くは、取得要件が不明だからな。仕方ないか。でも、伝わっている容量は多くても1トンなんだ。それの説明位はしてくれるよな?」

まぁ、正確に測ったわけでもないけど、因果関係は説明出来るからね。


「あぁ、この収納ポケットのスキルは、魔力値依存なんですよ。僕の魔力値が多いので、入れられる量が多いんです。これを見てください」


「ん?ギルド証…レベルが…520だとぉ!」

魔力値そのものは鑑定でないと見せられないしね。

僕はこの人達に奴隷スキルを使う気はない。


「えぇ、街道を封鎖していた魔物を倒した時に、経験値を一杯手に入れましたので、収納ポケットの容量も増したと言う訳です」


「はぁ…これはタイムズサークルで、真似出来る話じゃないわね。二重の意味で…」

僕のギルド証を見たうさうささんが、天井を見上げて呟いた。

まぁ、そう思って貰おうと思って動いてるけどね。

収納ポケットを活用しようとするのは、ちょっと辛いことが分かっているからね。


「このスキルの取得要件がわからない事と、こんな無茶なレベル上げをする意味がない事ですね」


「ええ、その通りよ。収納ポケットを使える人材を確保して、なおかつ、大量の魔物に挑み、ラードの騎士団長の10倍以上にレベルを上げるなんて!困難極まるわ!」

その結論になるよね。


「今の騎士団長のレベルは54ですから、少し違いますけどね」

前任が返り咲いたからリーフも知ってる人なんだよね。


「ん?ちょっと待て!リーフさん。ラードの騎士団長って、御厨リーフだろ?レベルはまだ、45だったはずだぜ?」

情報が届いてないね。


「いえ、私は解任されましたので…今は前任を務めていらっしゃった御厨ブルームさんが、再就任してますよ?」

苦肉の策だけど、あまり効果がなかったよね。


「待て待て!リーフさん、あんたがラードの騎士団長のリーフなのか!?」

白雪さんが、慌て出した。


「解任されましたので、今は違います。今の私は、冒険者グループ仲良くラードを救う会の副会長ですね」

確かに肩書きは、他には無いものね。


「瑞木さん!アンタ、元騎士団長のリーフを嫁に迎えたのか!すげえな!しかし、紫色の髪と、胸も小さかったはずだけど。一体どんな魔法を使ったんだ?」

もう良いでしょう?


「その辺りは、リーフが嫌な思いをした内容なので、蒸し返すのは止めてください。僕はリーフを愛しているので、肩書きはどうでも良いんですよ。本筋と無関係な話でリーフに嫌な思い出を思い出させないでください」


「あぁ…言われてみたいなぁ。そんな言葉!羨ましいぜ!ま、わかったよ。伝説の収納ポケットの存在が確認されたって情報だけで、凄いことだしな」

うーん。

もう少し話の持って行き方とか、周りの気持ちを考えるとか、行動に改善が見られないと、白雪さんあてには愛の言葉が囁かれるのは無理な気がする…


「さて、納得頂いたところで、固い話は終わりって事で良いですか?」


「そうですね。本当は子宝に恵まれる方法を知りたいところですが」

「超乳になる方法も気になるけどよ」

っていうか、それを雑談すればいいだろ!

双方ともに益はなさそうだけどさ!


「瑞木、確認がとれたぞ!」

ん?

セーフか…

竜の綿毛茶についてだな?


「どんな感じ?」


「結論から言うと、交易に支障はない。丸子会長が止めてた理由は、輸送時の取り扱いが難しい点だから、そこに気をつけりゃいいはずだよ」

つまり、水分に滅法弱いってところだよね!


「僕の収納ポケットなら何の問題もないけどさ。荷馬車での交易はどうしようか?密閉容器位無いのかな?」


「…お節介焼きだねぇ。ここはレイルクラフト鉱山事業団だよ?簡単なもんさ!今まで造られてないのは、商品がダメになってる理由が水分だと気づいてないからなんだよ」

あぁ!

水分を含むと雑菌が繁殖して、砂糖でも品質が悪くなるって因果関係が解明されてないのか。

砂糖よりも重たくカロリーのありそうな竜の綿毛茶だとなおさらか…

食べ物の劣化を防ぐ魔法がある位だからな。


「ふむ、うさうささん。竜の綿毛茶の輸送に目処がたちましたよ。」


「え?さっきブツブツ言ってたのは、それの検討だったの?わかったわ。その情報っていくらで売ってくださるの?」

セーフとの会話は、小声でせざるを得ないからね。

仕方ないさ。


「ハッキリ言って、タイムズサークルとしての投資が必要なので、ラードに来た時に、たまに優先的に僕にも分けて貰えれば情報代としては十分ですよ」


「あら?収納ポケットで運ぶんじゃないんですか?」

わかってて言ってるねこれは。


「面倒臭い話なんで、僕は矢面に立ちたくないんです。その言葉でわかって貰えませんかね?」


「はい、そういう事ならそれの対処込みで、ご教授頂くということで…まぁ、どう考えても私どもの丸儲けなんですけどね」

とりあえず、ラードで安価にそのお茶が飲めるようになれば、それでいいかな。

新技術に該当するからな。

取材込みで大ニュースになりかねない。


 輸送時の商品ロスの原因を原理から伝え、対応するための密閉容器の基礎設計も説明しておいた。

 ドワーフの技術者にかかれば、簡単とは言わないまでも、十分に対応可能らしい。

 丸子会長に見せて、交易をする許可が貰えると良いね。


「しかし、リーフさんよぉ!この超乳はどうやって、手に入れたんだよ!」

白雪さんの質問に、リーフが困ってる。

いつものようにのろけに移行するのも、パブリックスペースなので僕が差し止めているから、ある意味打つ手なしだな。


「リーフはお母さんも大きな胸だったそうですから、遺伝が原因なんでしょう!白雪さんのお母さんは、どれくらいなんですか?」


「くっ!母上は背が高くて、胸は小さい!お婆様は背が低くて胸も小さい!」

えっと…

それは、突然変異でも起きないと無理なんじゃないかな…


「御愁傷様です…」


「うわーん!せめてこの胸の中で泣かせてくれ!!」

白雪さんがリーフの胸に挟まって泣き出した。

もう諦めた方がよいレベルだと思う。

さて、そろそろ紙の確認が終わる頃かな…


瑞木美孝18才 Lv520(106)

体力値_132万(1320)=17億

魔力値_132万(1320)=17億

__力_132万(1320)=17億

_知力_132万(1320)=17億

俊敏さ_132万(1320)=17億

器用さ_132万(1320)=17億

幸運値_132万(1320)=17億

_魅力_1320万(1320)=175億

__風_11万(1320)=1億

__水_9万(1320)=1億

__火_6万(1320)=8600万

__土_10万(1320)=1億

__光_5万(1320)=6500万

_称号_

貧乳も大好き、心清き者、地母神の養い子、狩人、精霊の親友、魔物の天敵

難病の克服者、皆のアイドル、飛行者、子煩悩、性の探求者、真の勇者、英雄、救世主

スキル_

超鑑定、他種族言語理解、スキル取得補正、緊急避難、Lv&スキルリセット

収納ポケット、Lvアップ時の魅力値上昇10倍補正、叱咤激励、大声、降霊術、接続


蕩涎級_呪術、精霊魔法

心酔級_思考圧縮、範囲観測

信頼級_交渉

_上級_召喚、回復、風魔法

_中級_解体、身体強化、錬成、催眠、転移、勇者魔法、殺気自在

_初級_火魔法、馬術

武装Lv_槍232、剣590、投擲495、打撃205、短剣731

__妻_リーフ、恵美、セーフ、さやか

_相性_

綱芳(4478)さやか(22,2)恵美(23,7)武司(1283)玲子(841)朱音(24,1)

メルー(7802)道緒(3213)直(3405)メアリー(3723)燕(3721)レモン(3411)

流々(3156)里乃(3375)リーフ(43,3)奈美枝(1045)御影(20,9)ユリア(3876)

枩李花(3352)霞(3261)ミサ(4719)岬(5168)潤(3358)雨音(3469)美嶺(15,1)

牛江(618)お熊(102)スラー(795)熊江(228)サリー(1510)レミ(450)

他42名(平均2581)

元奴隷12名(平均182)

ノルン達7名(平均93)

天河(3968)春臣(1575)君里(2300)秋虎(2251)アーサー(638)太陽(668)

七海(513)エース(3515)朋久(2094)レイン(206)ムーン(365)

他23名平均(2064)

冒険者200名(平均88)

ハイエナ冒険者40名(平均7)

白雪(43)うさうさ(121)

_精霊_風(32,8)水(38,7)火(25,2)土(44,2)光(17,7)闇(21,8)

愛奴隷_リーフ、恵美、さやか

_奴隷_

朱音、メルー、道緒、直、メアリー、燕、レモン、流々、里乃、御影、ユリア

枩李花、霞、潤、雨音、美嶺他57人

天河、春臣、君里、秋虎、エース他23人

_設定_細かい数値を簡略化表示

楽しんで頂ければ幸いです。

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